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清水優人 王座奪取に自信 3月から延期は「自分にとってプラスしかない」

[ 2020年10月2日 17:35 ]

<日本スーパーウエルター級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・松永信宏(左)と挑戦者の清水優人(写真提供:横浜光)
Photo By 提供写真

 プロボクシングの日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦(3日、後楽園ホール)の前日計量は2日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・松永宏信(33=横浜光)、挑戦者で同級1位の清水優人(32=木更津グリーンベイ)ともにリミットの69.8キロで一発パスした。

 当初は3月11日に予定されていた試合だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた。計量後にオンライン取材に応じた清水は「延期は自分にとってはプラスでしかない。楽しみです。3月に覚悟を決めているので、あまりプレッシャーも感じていない」と心境を語った。

 試合がない期間には体作りに集中的に取り組み、パンチの切れや重さが向上したことを実感。コロナ禍で実戦的な練習は少なかったが、松永対策もしっかりイメージすることができた。

 「KO率の高いけど一発よりも手数、運動量で倒している選手。その運動量に負けないことが大事。後手に回らず自分の思い描いている展開になれば勝てると思う」と王座奪取に自信を示した。

 今回が16年4月以来、4年半ぶり2度目のタイトル挑戦。「松永選手は強いチャンピオン。その選手に勝てれば、僕の評価も上がる。このタイミングで挑めるのは幸せなこと。熱い戦いを見せたい」と話した。

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2020年10月2日のニュース