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吉田実代 “シングルママ友”山本美憂とのW勝利誓う「大みそかのリングに爪跡を」

[ 2019年12月30日 12:25 ]

<トリプル世界戦計量>計量をパスした吉田(右)と石麗萍(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)で初防衛を目指す王者・吉田実代(EBISU K’s BOX)が、総合格闘家・山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)とのダブル勝利を誓った。

 吉田も総合格闘技出身で、山本が練習のために吉田のジムを訪れることもあり、シングルマザー同士で意気投合。女子格闘技の大先輩に精神面のアドバイスを受けることもあるという。今回は山本も31日にさいたまスーパーアリーナで行われる「RIZIN.20」でアム・ザ・ロケット(タイ)と対戦。吉田は「同じ時間帯に試合をすると思うので、ともに必ず勝って、年明けにおいしいものを食べに行こうと約束している」と明かした。

 前日計量はリミットより100グラム軽い52・0キロでパス。3日前から既にリミットに到達し、前日は愛娘の実衣菜ちゃん(4)とアニメ「はじめの一歩」を見て過ごしたという。「凄いと思ってテレビで見ていた」大みそかの興行に上がるとあり、「シングルマザーとして取り上げてもらっているけど、選手としても評価されたい。大みそかのリングに爪跡を残したい」と意気込んだ。

 一方、挑戦者のシー・リーピン(中国)はリミットより1・2キロも軽い50・9キロでパス。主戦場はフライ級とあって「私のベストの状態」と話し、「凄く興奮している。試合に出たい気持ちで満々」と抱負を述べた。地元の中国・陝西省からお土産の飴を持参したそうで、吉田と実衣菜ちゃんにプレゼントしたことも明かした。

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2019年12月30日のニュース