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43歳ヒョードル、日本ラストマッチKO勝ち「感激している」

[ 2019年12月30日 05:30 ]

ベラトール・ジャパン   〇エメリヤーエンコ・ヒョードル 1R2分44秒KO クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン● ( 2019年12月29日    さいたまスーパーアリーナ )

ジャクソン(右)を激しく攻めるヒョードル 
Photo By スポニチ

 エメリヤーエンコ・ヒョードル(43=ロシア)が日本ラストマッチをKO勝利で飾った。ともに「PRIDE」で活躍したクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(41=米国)との初対戦で一方的に攻め、1R2分44秒、右ストレートで仕留めた。ベラトールとの契約は残り2試合で、21年に地元ロシアでの試合で格闘技人生を終える。

 元PRIDEヘビー級王者は43歳になっても迫力十分だった。序盤から積極的に攻め、最後はガードの内側に右ストレートを当ててジャクソンを沈めた。日本での試合は15年大みそか以来4年ぶり。日本ラストマッチを終え「この会場で勝つことができたのは特別な思い。感激している」と安どの表情を浮かべた。キャリアのゴールが近づいてきても、きっちり仕上げた。PRIDE時代はミドル級(93キロ)だったジャクソンが120・31キロで腹がだぶついていたのに対し、ヒョードルは109・18キロ。試合ではその差が歴然となった。

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2019年12月30日のニュース