寺地拳四朗、本名で初戦も“脱力トーク”挑戦者と初対面「あ、この人か」

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者・寺地拳四朗　《12回戦》　同級12位ランディ・ペタルコリン （ 2019年12月23日    横浜アリーナ ）

予備検診を受ける寺地拳四朗（手前）とペタルコリン（撮影・島崎忠彦）
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　7度目の防衛を目指すWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗は“脱力トーク”で場を和ませた。挑戦者ペタルコリンとは初対面だったが「特に何とも思わない。まあまあフツー。あ、この人か、という感じですかね」と興味を示さなかった。検診では身長の低い挑戦者よりリーチが6センチ短かったが「誤差もあるんで、あんま関係ないです」と全く気にかけていなかった。

　全ては自信の表れだ。試合のポイントに「力まない」を挙げており、「自分の距離でやれば圧倒できる」と断言。減量も今回は水抜き期間を1日短くし、「そこまでしんどくない」と手応えを感じている。リングネームを本名に改めて臨む初戦。「体調は凄くいい。動きも良いし、疲れはない」と万全の仕上がりを強調した。

　▼ペタルコリン　（拳四朗と初対面して）とても強く賢いボクサーという印象だった。検診結果は特に印象はない。コンディションは仕上がっているので試合が楽しみ。