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ドネア 井上に感謝 息子たちとの約束のためトロフィーを一晩借りていた

[ 2019年11月8日 17:30 ]

9R、ドネアの右を食いあわや、の井上尚弥(撮影・長久保 豊)
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 7日に開かれたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝で敗れた5階級制覇のWBA同級スーパー王者ノニト・ドネア(36)が一夜明けた8日、自身のツイッターを連続10回に渡って更新。試合に勝利したWBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26)から一晩、トロフィーを借りたことを明らかにした。

 ドネアは神、関係者に感謝する言葉でツイートを始め、後半には日本に感謝の意を示した。その後、家族について「優勝者に与えられる『モハメド・アリ・トロフィー』を獲得するため、日本に来た。私は息子たちにそれをこの日の朝に見せると約束していた」と投稿。ドネアは敗れて約束は果たせなかったものの、「息子に朝見せるという約束を果たすために、涙ながらに井上に貸してくれるように頼んだ」とつづった。

 動画で、トロフィーの背後にサングラスをかけ、フードをかぶった姿のドネアが座り、トロフィーの両サイドにドネアの息子2人が立って「ありがとう、井上さん。おめでとうございます」と井上に感謝する場面を投稿。「息子たちは私たちが決して家に持ち帰ることができないトロフィーを見てもっとハードにトレーニングに励みたいという意味を理解すると思う」とし、「愛と支援に溢れている」と感謝した。

 なお、トロフィーは一夜明け会見のため、井上に返却されている。

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2019年11月8日のニュース