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波賀宙也 念願のNJKFムエタイ世界王座決定戦に向け「獲っておきたいベルト」大田拓真は「勝たないと」

[ 2019年8月29日 15:30 ]

NJKF 2019 3rdをPRする(前列左から)ラウンドガールのKANA、岬愛奈、星紗弓、(後列左から)波賀宙也、大田拓真
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 キックボクシングの「NJKF 2019 3rd」(9月23日、東京・後楽園ホール)に出場する波賀宙也(ひろや、29=立川KBA)、大田拓真(20=新興ムエタイ)らが29日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社に来社し、大会をPRした。

 メーンイベントのIBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王座決定戦は、同級1位の波賀と同級2位のトンサヤーム・ゲッソンリット(18=タイ)が対戦する。波賀は現在、4連勝中。念願の世界王座決定戦に向けて「ムエタイ世界王座は獲っておきたいベルト。勝つことでいろいろ道が開けてくる。相手は強いが、勝つことに重点を置いて闘う」と必勝を期した。

 「S1ジャパントーナメント」の55キロ1回戦に臨むWBCムエタイ日本統一フェザー級王者の大田は「チャンピオンがそろっているトーナメントで、勝たないといけない。自分が強いところを見せる」と意気込んだ。大会では65キロの1回戦も実施。両階級とも決勝戦は11月30日の「NJKF 2019 4th」(11月30日、東京・後楽園ホール)で行われる。優勝者にはS1ジャパンのタイトルに加え、タイでのタイトルマッチやIBFの世界ランキング入りなどのチャンスが与えられるだけに、激闘が期待される。

 NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)は今年1月から新執行部となり、坂上顕二氏が理事長に就任した。「新執行部の1年目でIBFの世界王座決定戦ができるのは光栄。いい形で成功させ、新しいニュージャパンを見せたい」と抱負を語った。

 今年の年間ラウンドガールは「PPP(tripleP)」の3人が務めている。ユニット名には「パンチ」「パワー」「フィジカル」など、さまざまな「P」の意味が込められている。「透き通るFカップ」が武器の岬愛奈(24)、えくぼが特徴的なKANA(21)はともに「笑顔で頑張ります」と熱い闘いに花を添えることを約束。足首に自信があるという星紗弓(27)は「どのリングより熱い闘いを期待しています」と選手の奮闘を楽しみにしていた。

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