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小西 接近戦で勝つ!王者より体格不利も「スパーしてきた」

[ 2019年5月18日 05:30 ]

IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ   王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)《12回戦》同級3位・小西伶弥 ( 2019年5月19日    神戸ポートピアホテル )

<IBF世界ライト・フライ級タイトルマッチ>調印式を覆え、笑顔でポーズを決めるフェリックス・アルバラード(左)と小西伶弥(撮影・後藤 大輝)
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 IBF世界ライトフライ級タイトルマッチの予備検診と調印式が17日、神戸市の試合会場で行われ、両者ともに異常なしと診断された。

 小西は昨年3月に続いて2度目の世界挑戦も本場、米国ラスベガスばりにホテルの宴会場に設営されたリングに立つ。「ポートピアホテルで受けた借りはここでしか返せない。必ず勝ちます」。座り心地がいい椅子に紳士淑女が並ぶ前で、今度こそ世界ベルトをもぎ取る構えだ。

 予備検診の数値で目を引くのはリーチ差。身長はほぼ同じなのに腕の長さで8センチも劣勢だ。小西は「体格の大きい選手ともスパーリングしてきた。自分のボクシングをするだけ」と懐に飛び込み、利き手で放つ左ボディーに活路を見いだす。今回が初防衛戦のアルバラードは、長い腕を持ちながら接近戦を好むファイターだけに、挑戦者と間合いがぴったり一致する可能性は十分。KO率83%の強打を恐れず、小西がド根性のどつき合いを挑む。

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2019年5月18日のニュース