×

尚弥 圧倒的人気オッズ1・1倍 大橋会長「ワクワクしかない」

[ 2019年5月18日 05:30 ]

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ  バンタム級トーナメント準決勝   WBA王者・井上尚弥《12回戦》IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ) ( 2019年5月18日    英国グラスゴー・SSEハイドロ )

元世界王者の山中氏(左)、長谷川氏(右)からのサポートを確約された大橋会長
Photo By スポニチ

 英国初上陸のモンスターが18日(日本時間19日早朝)に大一番を迎える。井上が「過去最強」と位置付けるロドリゲスと無敗の王者対決。大橋会長は「最高峰の技術戦になる」と予言し、「ただ心配はしていない。ワクワクしかない」と勝利に太鼓判を押した。

 WBSS初戦の“70秒KO”のインパクトは大きく、ブックメーカー各社の予想も井上優位で占められている。ロンドン証券取引所上場の老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」のオッズは井上勝利1・10倍に対し、ロドリゲスは7倍で、ラウンド別では5~7回の井上勝利が9倍になっており、中盤のKO勝利を予想。他のブックメーカーでは「bet365」が1・083倍―7倍、「スポーツベット」が1・14倍―5・60倍と、多少の違いはあるものの、井上勝利の予想は揺るがない。

 16日はホテルで体重調整に努めた。同じ万能型のロドリゲス対策として、自分の“引き出し”を増やすことに集中してきている。「実際に向き合って感じるものが多いと思う」と先入観は持たず、感覚を研ぎ澄ませてリングに上がる。

 平成最後の大みそかから日本勢は世界戦7連敗中(日本人対決を除く)。だが、それもモンスターが止める。

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月18日のニュース