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尚弥計量会場にWBA関係者の姿なし 大橋会長は「ベルトのことはどうでもいい」

[ 2019年5月18日 03:27 ]

<WBSS準決勝計量>ロドリゲス(右)とにらみ合う井上尚弥(撮影・島崎忠彦)
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝(18日 SSEハイドロ)の前日計量が17日(日本時間18日未明)、英グラスゴーのロモンド・オーディトリアムで行われた。

 会場にWBA関係者の姿はなく、井上尚弥(26=大橋)もベルトを持たずに登壇した。IBFはスーパー王者が存在する場合には正規王者との統一戦を認めておらず、今回の一戦は井上が王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)に挑むIBFタイトルマッチとなる。

 関係者によると、WBAは特例として勝った場合には防衛と認める方針で、井上は勝てばIBFと両方のベルトを手にする。一方のロドリゲスが勝った場合にはWBA王座は空位となるという。

 大橋会長は「ベルトのことはどうでもいい。チャンピオン同士の戦い、それで十分」と話した。試合展開については「自分としてはあっという間に勝ってくれたら楽だけど、ロドリゲスが相手なら尚弥の新しい部分を引き出してくれると思う。歴史に残る技術戦になってほしいね」と熱く語り、「ボクシングの素晴らしさを伝えるような試合をしてほしい。それが尚弥の役目だから」と期待した。

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