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ボクシング令和勝利1号は柳堀!3試合目のはずが…「すごくうれしい」

[ 2019年5月1日 19:38 ]

令和最初の試合に勝利した柳堀(左)は花形会長とコーラを手に笑顔
Photo By スポニチ

 プロボクシング興行「Dangan 223は」1日、東京・後楽園ホールで行われ、第1試合のライト級4回戦で柳堀隆吾(25=花形)がカリエンテ子安(29=E&Jカシアス)に3―0で判定勝ち。新元号「令和」での勝者1号となった。

 「実感はなかったんですけど、リングアナに“令和1号”って紹介されて、すごくうれしかったです」

 1回に右ストレートを子安の顔面にヒットさせ、ぐらつかせるなど序盤から主導権を握った。強引に中に入ってくる子安に手こずりながらも長いリーチを生かし、手数の多さで圧倒。ジャッジの採点は39―37が2人、40―36が1人の完勝だった。

 本来は3試合目の予定だったが、前の2試合が選手の負傷のため中止に。前日計量で「令和」最初の試合となることを知った柳堀は「周りがザワついたし、意識はしたけど、それは気にせず試合に臨みました。仕留め切れなかったのは課題ですね」と振り返った。

 日体大でボクシングを始め、アマ戦績は5勝3敗。卒業後に花形ジムに入門して、これがプロ3戦目だった。

 東日本新人王予選の初戦でもある試合に勝利。柳堀は「もちろん次も次も勝って決勝へ行き、まずは東日本を獲りたい。そして全日本も」と意気盛んだった。

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2019年5月1日のニュース