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令和初タイトル戦はドロー…王者・源大輝V2も「僕の負け」 再戦を希望

[ 2019年5月1日 22:43 ]

<日本フェザー級タイトルマッチ>1回、阿部(左)を攻める源
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 ボクシングの日本フェザー級タイトルマッチ10回戦は1日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・源大輝(28=ワタナベ)が同級1位・阿部麗也(26=KG大和)と引き分け、辛くも2度目の防衛に成功した。

 源は1回終了間際に右ストレートを阿部の顔面にヒットさせ、ダウンを奪う。続く2回にもダウンを奪いながら仕留め切れず、3回以降は逆に阿部の反撃を許した。5回を終えての採点は3者全員が48―45で源を支持したが、終わってみれば、94―95が1人、94―94が2人という薄氷のドロー防衛。まるで敗者のように顔を腫らした源は「阿部選手は本当に強かった。僕の負け」と挑戦者を称え、「できれば、もう1度、阿部選手とやりたい」と再戦を訴えた。

 一方、前評判の高かった阿部は中盤以降は試合を支配しながら序盤の2度のダウンが響き、逆転ならず。新元号「令和」での新王者1号を逃し、「これがタイトルマッチの難しさ。右は警戒していたけど、予想よりも伸びてきた」と唇をかんだ。源が再戦を口にしたことを聞かされると「僕もやりたいです」と希望した。

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2019年5月1日のニュース