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天心 19年豪快KO発進 “屈辱の大みそか”から進化証明

[ 2019年3月11日 05:30 ]

RISEワールドシリーズ2019 58キロ級トーナメント1回戦   ○那須川天心《3回1分35秒KO》フェデリコ・ローマ(アルゼンチン)● ( 2019年3月10日    大田区総合体育館 )

相手にキックを見舞う那須川=左(撮影・久冨木 修)
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 “神童”那須川が今年初戦を豪快なKO勝利で飾った。最後はトリケラトプス拳の構えを見せた後に右手をマットについての左ハイキック「天心キック」で過去一度もダウンがなかったローマを粉砕。「全局面で圧倒できた。勝ち方的には最高のパターンですね」と声を弾ませた。

 昨年大みそかのフロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチは屈辱の1回TKO負け。だが、69日ぶりのリングで自らの進化を証明してみせた。試合後にはサッカー横浜FCの三浦知良からも花束を贈られ「良かったね」と祝福された。注目度の高まりは実感している。「どの団体とかじゃなく、キックボクシングを最高にしたい。これからも期待してください」。

 AbemaTV3周年企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の放送決定も発表された。

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