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村田 五輪メダリスト初、日本人2人目…記録ラッシュ世界奪取

[ 2017年10月23日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦   ○同級1位・村田諒太 TKO7回終了 王者アッサン・エンダム● ( 2017年10月22日    両国国技館 )

WBA世界ミドル級タイトルマッチ 6R、王者・エンダム(左)の顔面に村田の右がヒット
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 【村田世界奪取 記録アラカルト】

 ★日本人2人目 ミドル級世界王者は元WBA王者の竹原慎二以来。日本人選手のミドル級世界戦勝利も95年12月に王座を奪取した竹原以来22年ぶり。

 ★日本人五輪メダリスト初 村田を含む過去5人で初の世界王者。64年東京五輪バンタム級金の桜井孝雄は68年に世界挑戦して判定負け。ロンドン五輪バンタム級銅メダリストで今月2日に東洋太平洋フェザー級王座を獲得した清水聡(大橋)は村田に続けるか。

 ★五輪ミドル級金メダリスト初 過去25人のうちプロでも世界王者となったのは4人。ただし、52年ヘルシンキ五輪のフロイド・パターソン(米国)がヘビー級で獲得したように全員がミドル級以外の王者。村田はボクシングが五輪種目に採用された1904年セントルイス大会以来113年目で初のミドル級「ダブル頂点」。

 ★ミドル級最速 WBA、WBC、IBF、WBOの世界王座認定主要4団体でプロ14戦目の獲得は最速記録(暫定王座除く)。

 ★帝拳ジム12人目 世界王者輩出人数は協栄ジムと並び国内最多記録。

 ★再戦3人目 ダイレクトリマッチ(直接の再戦)●→○での世界王者は粟生隆寛(WBCフェザー級)、亀田大毅(WBAフライ級)に続き3人目。

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