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具志堅会長 比嘉のV2戦は「1月か2月に沖縄で」

[ 2017年10月23日 17:34 ]

具志堅会長(左)の独壇場に苦笑いする比嘉(中央)と拳四朗
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)と同ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)が23日、初防衛戦の一夜明け会見を東京・九段のホテルグランドパレスで開いた。

 7回TKO勝ちした比嘉は祝勝会をハシゴしてホテルに戻ったのが午前2時。お祝いメールなどをチェックして寝たのが朝の7、8時だったそうで「ホッとした。暇な時間ができるのをありがたく感じる。体は凄い筋肉痛です」と苦笑した。一方の拳四朗も祝勝会から午前1時頃にホテルに戻り、5時頃に寝たが、この日は友人と浅草へ食べ歩きに出かけるなど、相変わらずアクティブ。「凄くホッとしているのが一番。試合が終わって気が抜けた。もう頑張らんでいいんやと」と笑顔を浮かべた。

 比嘉を指導する具志堅用高会長には帰宅後、もう一つの仕事が待っていた。愛犬のグスマンが散歩したがっていたため、台風が首都圏を直撃した夜中にわざわざ外出したという。「来年は戌年。グスマンの年だから、一緒に大吾(比嘉)の年にしないと」と“具志堅トーク”で爆笑を誘った。

 今やりたいことを問われた比嘉が「会長と野木トレーナーと3人で海外旅行に行きたい」と話すと「俺はグスマンがいるから家から出られない。トレーナーと行けばいい」と取り合わず、「次の試合を考えているんで沖縄へ飛ばないと」と明かした。

 指名試合次第だが、V2戦は「1月か2月に沖縄でやりたい」と計画を口にすると、「正月はない」と隣の比嘉に“通告”。「ないんですか」と一瞬、肩を落とした比嘉も「大みそかに(次戦を)やるつもりだったけど、沖縄でやれるのならありがたい」と語った。

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2017年10月23日のニュース