TDK・川原直貴が5回から好救援で4回1安打無失点 強豪撃破で決勝トーナメント進出 JABA東北大会

[ 2026年5月12日 20:28 ]

JABA東北大会予選リーグ   TDK 1―0 鷺宮製作所 ( 2026年5月12日    石巻市民 )

2番手として4回無失点に封じたTDK・川原(提供写真)
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 TDKが投手戦を制し、決勝トーナメント進出を果たした。5回から救援した川原直貴投手(27)が4回を1安打無失点、5奪三振と好投。9回には4番・斎田海斗外野手(27)が先制の決勝ソロ本塁打を放ち、鷺宮製作所を振り切った。

 「鷺宮製作所さんには昨年の都市対抗で負けていましたし、その時の情報も含め、打線に厚みがあることは分かっていた。自分ができることをシンプルにやった結果、無失点で抑えられたかなと思います」

 テンポ良い投球と抜群の制球力で、JABA長野大会で優勝した強力打線を封じ込めた。140キロ台中盤の直球でファウル、空振りを奪うと、カットボール、フォーク、カーブも織り交ぜ、4回を零封。7回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、中飛に退けた。

 大曲(秋田)、富士大を経て、今季が入社6年目となる右腕。精度の良い直球を投じるために重視しているのがキャッチボールだ。最長90メートルほどの距離でも山なりの遠投ではなく、「低い軌道で、左右にぶれない」ことを心がける。さらに、工夫を施しているのが腕の位置。マウンドではスリークオーターから投じるが、キャッチボールではオーバースローを取り入れている。「入社4年目ぐらいからです。上からたたくことを意識していくうちに、リリースが高くなっていきました」。試合前との“微妙な違い”こそ、快投の源だ。

 2月10日には第1子となる長男・遥真くんが生まれた。妻・佳奈さんによる最大限のサポートもあり、公私とも充実の日々。勝利投手となった川原は「子供もかわいいですし、家で楽しく過ごさせてもらっています。遠征で家をあけてしまっている分、妻もワンオペで大変なので、きょう、良い結果を出せて良かったです」と感謝した。

 昨年の日本選手権覇者・ヤマハ、強豪・鷺宮製作所を下しての決勝トーナメント。13日の準決勝は、強敵・大阪ガスとの対戦が待つ。「チームの雰囲気は良い。勢いに乗っていますが、その中でも自分たちの持ち味である守備は見失わずに。地に足を付けて、頑張ります」。4イニングを投げたが、スタミナは十分。連投も辞さない右腕が、準決勝も好投を披露する。

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