日本製鉄鹿島・岩下天翔が逆転の決勝3点二塁打で決勝トーナメント進出に望みつないだ JABA東北大会

[ 2026年5月10日 20:40 ]

JABA東北大会予選リーグ   日本製鉄鹿島5―2トヨタ自動車東日本 ( 2026年5月10日    石巻市民 )

逆転の決勝3点二塁打を放った日本製鉄鹿島・岩下(提供写真)
Photo By 提供写真

 日本製鉄鹿島が終盤の逆転劇で、予選リーグを1勝1敗とした。1点を追う7回に、新人の岩下天翔(かける)内野手(22=九産大)が逆転の3点二塁打。投げては佐田健介投手(26)、金城怜於投手(25)の継投で2点に封じて、逃げ切った。

 「代打もあるかと思いましたが、信じて使ってくださったので、何としても気持ちで打とうと。打ててホッとしましたし、純粋にうれしかったです」

 1点を追う7回2死満塁。カウント1―2と追い込まれたが、岩下は冷静だった。「前の3打席とも逃げる球で攻められていた。タイミングがなかなか合わなかったので、ポイントを一つ近くしていました」。4球目は待っていた外角へのチェンジアップ。狙い通り、ポイントを引きつけて打ち返すと、ライナーで右中間を破る逆転の決勝3点二塁打となった。

 「浮き足立たないように、落ち着いてプレーすることを心がけています」

 千原台(熊本)、九産大を経て今季が入社1年目。その持ち味はしぶとい打撃と、50メートル走6秒0という俊足にある。日本製鉄鹿島の強力打線にあって、JABA日立市長杯の東芝戦で公式戦初スタメン。好左腕・松山仁彦から2安打を放ち、「自分のバッティングスタイルもある程度は通用する」と確かな手応えをつかんだ。

 「簡単にアウトにならないよう、粘り強さを大事にしています。転がせばセーフになるかもしれないので、三振しないように」

 言葉どおり、この日、凡退していた第2、3打席はいずれも相手先発投手に6球ずつを投げさせていた。日本製鉄鹿島らしく、しぶとい野球を貫いての終盤での逆転勝ち。決勝トーナメント進出がかかる12日の七十七銀行戦(仙台市民)に向け、「気持ちを改めて頑張りたい」と見据えた。 

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年5月10日のニュース