【亀山つとむ 視点】残念だった阪神・小幡竜平の消極的なバッティング 6回に好機で甘い初球を見逃す

[ 2026年5月9日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神1─10DeNA ( 2026年5月8日    甲子園 )

<神・D(6)> 6回、三振する小幡 (撮影・亀井 直樹)
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 6回、森下の本塁打で1点差に迫った。なお1死一、二塁で小幡は3球三振を喫した。その結果は仕方がないにしても、初球の甘いストレートを見逃したことが残念だった。試合の流れを読めば、ここは一気に追いつき、追い越したい場面。ならば見逃すところではない。8番打者、9番打者と続くので、つなぐ意識ではなく、自分で決めるくらいの気持ちでいってほしかった。2球目は内角低めのボール球(チェンジアップ)をファウルにして追い込まれ、後手後手となり勝機はどんどん減っていった。

 2死一、二塁と変わり、次打者の伏見も3球三振だったが、初球のストレートから勝負(空振り)していた。昨年まで代打での打席を何度も経験しており、スイッチを入れる場面だと理解していた。同じ結果でも、小幡の三振と伏見の三振は内容が全然違う。チームは3戦連続で本塁打でしか得点していない。得点圏に走者を置いた場面でタイムリーが1本も出ていないのは、このシーンが決して無関係ではないのかもしれない。

 もう一つ残念だったのは4回の守りで、2死一、二塁から京田の左翼前方の飛球に福島が勝負をかけなかったことだ。ダイビングして仮に捕球できなくてもフェンスまで届くような打球ではなかったので、中堅手や遊撃手がバックアップしてくれるだろう。投手の村上も、福島で捕れないのなら納得できる。そしてノーバウンドで間に合わないと判断したのなら一塁走者まで生還させたのはいただけない。小幡も、福島もレギュラーを狙う立場なのだから、もっとガムシャラに積極的になってほしい。(本紙評論家)

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