【高校野球】履正社が決勝進出 エース右腕の木村颯がノーノー逃すも人生初完封に「うれしかった」

[ 2026年5月9日 13:40 ]

春季高校野球大阪大会準決勝   履正社 3―0 大阪学院大高 ( 2026年5月9日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<履正社・大院大高>1安打完封勝利の履正社・木村颯
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 履正社の最速147キロ右腕・木村颯(はやと、3年)が打者28人から10三振を奪い、1安打完封の快投でチームを決勝に導いた。7回1死から左前打を許してノーヒットノーランの快挙は逃したが、野球人生で初めてという完封に「うれしかった」と笑みがこぼれた。

 6日の準々決勝・金光大阪戦の141球完投から中2日。投げ始めてから若干の疲労を感じたというが「それも含めて、どれだけのピッチングができるかを考えました」と振り返った。相手打線の直球を狙いを察知して変化球を多投。勝負どころではコースへ直球を投げ込んで、相手に思い通りのスイングをさせなかった。

 「秋はスピードを求めすぎていて、自分の中でピッチングをする余裕がなかったんですけど、冬を越えて思うところに投げられるようになって、いいピッチャーに一歩近づけたのかなと思います」

 多田晃監督は、エースの木村をあえて中2日で送り出した理由について、夏の大阪大会の試合日程を考慮したからと説明。

 「この土日っていうのが、ちょうど夏の最後みたいな感じになる。木村には金光大阪戦の時から“土曜日も投げられるように”ということを言っていました」

 バックの好守にも助けられ、スイスイとアウトを重ねていく姿に指揮官は「この春にどんどん経験させたいと思っていました。きょうは思った以上のピッチングとというか、良かったですね」と目を細めた。

 「明日も万全のピッチングができるように、今日のうちに疲労を取って準備していきたい」と木村。相手がどこであろうと、全力で春の大阪の頂点を取りに行く。

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