阪神・大竹耕太郎 「勝って食べる店を予約」して快投2勝 初コンビ伏見と100試合登板飾った

[ 2026年5月3日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神7―5巨人 ( 2026年5月2日    甲子園 )

<神・巨(7)>7回、ピンチに坂本から三振を奪い雄叫びを上げる大竹(撮影・大森 寛明)
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 節目の100試合目登板を今季2勝目で彩った。阪神・大竹は7回を被安打4の5奪三振、1失点の力投。緩急自在の投球で巨人打線に的を絞らせなかった。

 初回を3者凡退で立ち上がると、6回まで無失点。初めて試練が訪れたのは7回だった。岸田、小浜に連打を浴びて1点を献上。さらに2死一、三塁のピンチで代打・坂本を迎えた。一打出れば同点の場面で、最後は141キロ直球でインコースを攻め空振り三振を奪った。「腹をくくっていけた」。最少失点で乗り切ると、力強く拳を握り、吠えた。

 「(伏見さんとのバッテリーで)こういうピッチングもできるんだなとか、そういう発見みたいなところはゲームの中ですごくあって勉強になりました」

 伏見との初バッテリーで勝利を呼び込んだ。登板65試合中、63試合で坂本とコンビを組んできた左腕。阪神移籍後は34勝を積み重ねてきたが、坂本以外の捕手とつかんだ勝利は今回が初めてだ。「メリットというか、そういうところに目を向けてゲームに入れたっていうのは良かったかな」とうなずいた。

 甲子園でのデーゲームにもめっぽう強い。通算15試合登板で11勝1敗。その理由について問われると、チーム屈指の食通で知られる左腕らしい答えが返ってきた。

 「デーゲームだったら、もう夜ご飯を(登板前に)予約している。勝って夜ご飯を食べているっていう、勝った先をイメージしているんですよ。一個先のイメージってすごい大事かなと思う」

 遠征先でも飲食サイトやマップを駆使しながら、「おいしい店」を探し求めるグルメな背番号21。デーゲームの醍醐味(だいごみ)については「夕食をゆっくり食べられるところ」と目を細めた。この日の登板後は、なじみの寿司店に直行。白星という最高のスパイスを添えて、至福のディナーを堪能した。 (山手 あかり)

 ○…大竹(神)が今季2勝目。前回登板の4月26日広島戦に続く2試合連続の甲子園勝利を収めた。甲子園では通算34試合で19勝4敗。デーゲームに限れば15試合で11勝1敗と得意にしている。

 ○…伏見とは初のバッテリー。23年の阪神移籍以降、登板65試合中63試合で坂本とバッテリーを組んでおり、坂本以外の捕手は24年8月18日、中日戦での梅野以来2人目で2度目。前回は負け投手だった。

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