阪神・村上頌樹「しっかり乗り切れなかった」 強風に苦しみ自身初の3者連続与四死球で5回5失点KO

[ 2026年5月2日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神3―5巨人 ( 2026年5月1日    甲子園 )

<神・巨(6)>3回、ダルベックの3ランで追加点を許した村上(撮影・大森 寛明)
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 甲子園でのリベンジは果たせなかった。阪神・村上から後悔の思いが消えない。「3・27」開幕に続いて、またも巨人に黒星、またもダルベックに本塁打を許した。同じパターンの繰り返しになった。

 「しっかり乗り切れなかったのが…。はい、反省点です…」

 9連戦の4戦目となる伝統の一戦に今季初の中5日で臨んだ。調整には万全を期した、はずだった。だが、2回には別人となった姿があった。先頭のダルベックに四球を与えると、大城もストレートの四球、さらに増田陸には2球目を死球。ひとり相撲で無死満塁を背負い、平山にフルカウントからの2点打を許した。

 3者連続与四死球は自身初。制球力と直球の質が生命線の6年目右腕だが、今年はともに陰りが見える。昨年26登板中、8試合あった無四球試合も、今季は登板6試合で一度だけ。甲子園球場の強風の中でコントロールも安定しなかった。

 「風の影響?いや、そんなのは。関係ない。関係ないです」

 そして何よりも勝ち星に恵まれない。4月3日の広島戦での1勝だけという状態が続く。3回には無死からの連打、そしてダルベックに136キロカットボールを左翼に運ばれた。今季最短5回で同最多の5失点KO。開幕から6戦目で初めてクオリティー・スタート(6回以上、自責3以内)にも失敗。先発としての責任を果たせなかった。

 「四球絡みや長打と一番やってはいけない失点の仕方だった。1週間でしっかりやらないといけない」

 巨人戦も自己ワースト5失点で、今季の対戦防御率も6・55でカード別最低だ。藤川監督は「1年間トータルで投げる投手。特に悲観することはない」と擁護したが、9連戦中のチームで才木、村上の2本柱が崩れたダメージは計り知れない。(鈴木 光)

 ○…この日先発の村上(神)は智弁学園3年の16年春の甲子園で優勝投手。対する田中将(巨)も駒大苫小牧2年の05年夏に優勝投手。阪神―巨人戦で甲子園優勝投手同士の先発は、90年7月4日の甲子園で阪神・中西清起(高知商=80年春)と巨人・桑田真澄(PL学園=83年夏、85年夏)が投げ合い、ともに勝敗なし以来36年ぶり、2リーグ制以降2度目。

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