広島・持丸泰輝 “正捕手チャンス”で猛アピール中!初長打で打点、守備ミス反省も経験値に

[ 2026年4月30日 05:05 ]

セ・リーグ   広島2―4巨人 ( 2026年4月29日    東京D )

<巨・広(4)>5回、適時二塁打を放つ持丸(撮影・島崎忠彦)
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 広島・持丸泰輝捕手(24)が29日、巨人戦でプロ初の長打となる適時二塁打を放った。0―4の5回2死一塁から左中間に運んで反撃の1点をたたきだす2試合連続タイムリーで敗戦の中、意地を見せた。7年目の今季に初安打を記録した苦労人は、目下8試合連続で先発マスクをかぶり、アピール継続中。正捕手不在の中、チャンスをものにする。

 持丸のバットは確実に上昇曲線を描いている。4点劣勢の5回2死一塁から左腕・竹丸の初球147キロを捉えて左中間適時二塁打。自身初の長打で、反撃の1点を奪った。

 「真っすぐをしっかりはじき返せるのが自分の強み。それを1球で仕留められたのは、これからの自信にしていきたい」

 2死から道産子ルーキー・平川が四球を選び、巡ってきた打席。北海道出身の先輩として結果で威厳を示した。「前の打席(3回)は1、2球目の真っすぐを見逃してスライダーでやられた(捕飛)。もう一回、真っすぐで入ってくる感覚があった」。第1打席の反省を踏まえ、捕手目線で相手の配球を読み、1球で仕留めた。前日28日の同戦で自身初の適時打を含む3安打の活躍。一夜明けたこの日もバットで持ち味を発揮した。

 それでも、チームを勝利に導けなかった。一つの要因となったのが2回、2点を先制され、なおも1死二、三塁からの守備のミスだった。竹丸のセーフティースクイズで投手・森下からのグラブトスを受けて三走・平山にタッチ。アウトの判定に巨人・阿部監督がリクエストを要求。その後、球場にタッチをかいくぐられている映像が映し出され、判定がセーフに覆った。

 「自分は触った(タッチした)感覚があった。リクエスト(映像)では、空タッチのようになってしまっていた。自分の中では初めての経験。これからタッチの仕方もこだわってやっていかないといけない」

 このミスがなければ、その後の試合の流れが変わった可能性もあるだけに、反省の言葉が並んだ。19日のDeNA戦から8試合連続先発マスクを任され、責任感も感じている。

 「出場機会を与えてもらっている以上、チームが勝てるように、バッテリーで試合をつくっていかないといけない。勝てる試合を多くつくっていきたい」

 坂倉が一塁に回り、現在、正捕手は不在。22年以来、4年ぶりに巡ってきた出番に「ラストチャンス」と危機感も抱く。期待に応えるべく、経験値を高めながら懸命にアピールを続ける。 (長谷川 凡記)

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