佐々岡真司氏「プロは少しの油断が命取り」 反撃ムードも消した初回、中村奨のオーバーラン

[ 2026年4月4日 05:05 ]

セ・リーグ   広島2―4阪神 ( 2026年4月3日    マツダ )

<広・神(1)> 初回、右前打後にアウトとなる中村奨 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 【佐々岡真司氏 視点】阪神打線のキーマン・森下をカード初戦から勢いづかせてしまった。初回1死二塁で、床田―坂倉のバッテリーは直球とスライダーの内角攻めで封じにかかった。データ的にも内角が勝負のポイントだった。その意図は見えたが、より厳しい攻めが欲しかった。打席の白線の内側を狙い、足元を動かすくらいでないと好調な打者は抑えられない。最後の6球目は根負けして甘く入った。

 先制を許した後に、手痛いミスも出た。初回1死から中村奨が右前打したが、一塁をオーバーランしたところを森下に刺された。プロは少しの油断が命取りになる。せっかくの反撃ムードも消した走塁だった。

 6回1死一、二塁での中村奨の打席も試合に響いた。村上に対して粘りを見せたが、12球目にバットが止まった。見逃し三振では何も事を起こすことはできない。何とか当てて、走者だけでも進める形にできていたら、小園の左前打で試合が動いた可能性はあった。 (本紙評論家)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年4月4日のニュース

広告なしで読む