ソフトバンクが全て逆転で開幕同一カード3連勝!! 南海時代の1959年以来

[ 2026年3月30日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8―4日本ハム ( 2026年3月29日    みずほペイペイD )

<ソ・日>3回、適時打を放つ川瀬。投手・有原(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが3年ぶりの開幕3連勝を収めた。昨季までの同僚で2年連続最多勝の日本ハム・有原への対策として、小久保裕紀監督(54)が左打者を8人並べたオーダーが機能。スタメンで今季初出場した川瀬晃内野手(28)が3安打2打点と活躍するなど、計13安打8得点で快勝した。南海時代の59年以来となる全て逆転での開幕同一カード3連勝となり、リーグ3連覇へ早くも単独首位に立った。

 次々とHランプがともる。昨季までチームの大黒柱だった有原に2桁10安打を浴びせて7点を奪った。計13安打8得点の快勝で3年ぶりの開幕3連勝。小久保監督は「初スタメンだった8番ショート川瀬が機能したという打順でしたね。彼はいつ行っても安定したパフォーマンスを出せる。(打線全体が)低めを見極めながらつないでくれた」と鮮やかだった攻撃を振り返った。

 5番・山川を除き左打者を8人並べたオーダーがはまった。1―2の2回に3点を奪い逆転に成功。川瀬が無死一、三塁で迎えた今シーズン初打席で中前に同点タイムリーを放った。当日になってスタメン起用を告げられたが、背番号0は「朝起きたら常にスタメンの気持ちでグラウンドに来ることを大事にしている」と準備万端だった。

 2年連続最多勝の有原とバッテリーを組んでいた海野から投球について聞いて対戦に臨んでいた。続く3回2死一、二塁の打席でもチェンジアップを右前タイムリー。3安打2打点で自身の開幕戦を飾った。

 昨季リーグの覇権を争った同学年・新庄監督率いる日本ハムとの開幕カード。3試合はどれも熱い戦いとなった。6―5で勝利した開幕戦。9回2死で三塁手・栗原が失策すると、小久保監督はベンチで感情を抑えきれず叫び声を上げた。「侍ジャパンで監督をやった時からマイナスの感情は顔に出さないと誓っていたのに。クリ(栗原)には悪いことをした。隙であり、欲であり、未熟さ。それだけ入れ込んでいたんだと思う」。普段は冷静沈着な指揮官も自然と力が入った。

 強打の日本ハム打線に3戦で計8本塁打を浴びながらも、王者の底力を発揮して3年ぶりの開幕3連勝。全て逆転勝ちでの開幕同一カード3連勝は球団67年ぶりだ。小久保監督は「終わったことは終わったこと。気持ちと頭は(次の)楽天戦」とさばさばと話したが、福岡移転後初のリーグ3連覇へ最高のスタートを切った。  (木下 大一)

 ○…ソフトバンクは前身の南海時代の1959年以来となる全て逆転勝ちでの開幕同一カード3連勝。大毎を10―7、7―3、4―3で下して以来、67年ぶりの快挙となった。対戦相手を限定しなければ、直近では2005年に全て逆転勝ちで開幕3連勝している。日本ハムに3―1、6―5で2連勝した後、楽天を6―1で下した。

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