【センバツ】大阪桐蔭「タイブレークのスペシャリスト」背番号14、小川蒼介の好救援で甲子園80勝

[ 2026年3月27日 05:00 ]

第98回全国選抜高校野球大会第8日 2回戦   大阪桐蔭6―5三重 ( 2026年3月26日    甲子園 )

<三重・大阪桐蔭>雄叫びを上げる大阪桐蔭・小川(撮影・五島 佑一郎)  
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 大阪桐蔭に「タイブレークのスペシャリスト」がいた。延長10回の攻撃は1得点のみで終了。この展開に、8回途中から救援していた背番号14の小川蒼介(3年)は「タイブレークに入れば、こっちのもの。1点で十分でした」と自信を持ってマウンドへ向かった。

 無死一、二塁の先頭打者は「バントをさせて三塁で刺す」。直球を選択して強めのゴロにし、自らチャージをかけて三塁で封殺した。続く打者からは全9球直球勝負。バットに当てさせず2者連続三振で締めて、2年ぶりの8強進出に導いた。

 今月の練習試合で3度行ったタイブレーク練習で、全てに登板したのが小川だった。西谷浩一監督からは「苦しい場面の登板が多くなるから」と伝えられていた。「球の速い投手はたくさんいる。だけど僕には気持ちの強さがある」。出番は8回に犠飛で同点に追いつかれた直後にやってきた。異様な雰囲気にも動じず、2回1/3無失点の好救援で救った。

 1回戦の150球完封から中1日だった川本晴大(2年)は登板回避、エースの吉岡貫介(3年)は5回途中で降板した。苦しい展開でも崩れず、歴代5位タイの春夏通算80勝に到達。西谷監督は「苦しんで勝った方が成長する」と言う。タイブレークまで準備万全、王者に隙がない。 (河合 洋介)

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