阪神・佐藤輝明が超速二塁打でパワーアップ証明 合流後初の快音で世界クラスの打球速度181.1キロ

[ 2026年3月21日 05:15 ]

オープン戦   阪神6―2オリックス ( 2026年3月20日    京セラD )

<オ・神>3回、佐藤輝は二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 驚異の打球だ。阪神・佐藤輝が大阪の虎党に、その勇姿を再び見せつけた。3回の第2打席、3番手・寺西の沈む変化球を完璧なタイミングで仕留めた。

 鋭い打球は右中間を破った。守備には定評のあるオリックスの中堅・中川、右翼・広岡もこの速い打球には追いつけず、3バウンドでフェンスに到達した。WBC準々決勝のベネズエラ戦で適時二塁打を放つなど、5試合に出場して打率3割、2打点と奮闘。一段とパワーアップしたことをスタンドに印象づけた。

 「1本出た?はい、良かったです」

 NPBの公式データアプリ「NPBプラス」が明らかにしたこの一打の打球速度は181.1キロ。昨年7月13日のヤクルト戦で、佐藤輝は甲子園計測ではMAXの181キロを記録している。単純比較にはならないものの、自己最速に匹敵するスピードが出ていたのは間違いない。

 「強い打球?あ、良かったです」

 WBCの激戦や米国への往復移動、帰国翌日からの千葉でのオープン戦合流とタフな日々が続いていた。肉体的、精神的疲労が残っていたら、スイングスピードや打撃のメカニズムにも影響が出ていたはず。佐藤輝の現状に問題がないという事実をデータは示した。角度さえつけば、スタンドインも確実だ。

 「しっかり調整して、まだ(開幕まで)2試合あるので、そこでうまく対応できたらと思います」

 2回の守備では一塁送球がそれ、失策も記録した。WBC球との感触の違いを問われると「もう関係ないです。課題が見つかったので、頑張ります」と微調整に取り組む時間があると強調した。チーム合流3試合目、6打席目での快音を仲間もファンも確かに聞いた。1週間後の27日に迫った巨人との開幕戦へ、虎の4番はしっかりと手応えを確認した。(鈴木 光)

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