【WBC】イタリア主将が語った国内の大反響 「ビストロやカフェで野球が流れた…今までは」

[ 2026年3月15日 11:19 ]

第6回WBC準々決勝   イタリア8―6プエルトリコ ( 2026年3月14日    ヒューストン )

準決勝進出に喜びを爆発させるイタリアの選手たち(AP)
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 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日(日本時間15日)、準々決勝のイタリアープエルトリコ戦が行われ、イタリアが8―6で逃げ切り、初のベスト4に進出した。日本―ベネズエラの勝利チームと16日(日本時間17日午前9時試合開始)の準決勝で対戦する。

 欧州のチームではオランダ(13年、17年大会)以来、2チーム目となるベスト4進出。ナインがハイタッチを交わした。ベンチ前で迎えたフランシスコ・セルベリ監督が戻ってきた選手一人一人を抱きしめた。

 主将パスクアンティノが引っ張った。1点を先制された直後の初回1死一、二塁の好機で4番に入ったパスクアンティノがプエルトリコ先発ルーゴのスライダーを中前へはじき返し、同点に追いつく。さらに、カンゾーンも中前打、カグリオンも右前打と3連続適時打で先発ルーゴをKOした。さらにドラシオの左犠飛でもう1点を追加。打者9人の猛攻で主導権を握った。

 2点リードの4回は2死無走者から四球を選ぶと二塁盗塁に成功。ユニホームの右膝は敗れていた。そんな気迫が満塁の好機でフィッシャー、ドラシオの連続2点二塁打を生んだ。

 パスクアンティノは「最高ですよ。ドミニカ共和国、アメリカ、そしてイタリアがベスト4に残るなんて、一体どれだけの人が予想したか分かりません。でも、僕たちは今ここにいる。だから、これから数時間はこれを思い切り楽しみますよ。本当に信じられない気分です」と話した。

 イタリア国内の反響について、「今日、僕たちの試合がイタリアでもテレビ放送されていたことは本当に素晴らしい。確かにイタリアには、野球の育成環境が十分に整っているわけではありません。今夜のイタリアでは、ビストロやカフェで野球の試合が流れていたんですよ。そんなことは今までありませんでした。僕にとってワールド・ベースボール・クラシックとは、普段野球を見ない人たちを振り向かせるための場所なんです。エスプレッソでも何でもいい。野球がいかに楽しいものかを示し、イタリアの子供たちに“野球は自分たちでもできるスポーツなんだ”と教える。それが僕たちの仕事です。それを世界中に広めていきたい」と語った。。

 イタリアは1次ラウンドで優勝候補の米国、前回大会4強のメキシコがいるB組に入ったが4連勝で1位通過を果たした強さを証明した。イタリアは前回23年大会で準々決勝に進出。侍ジャパンと対戦し、3―9で敗れている。侍ジャパンがベネズエラを撃破すれば準決勝で対戦する。「次(マイアミでの準決勝)に何が待っているか楽しみで仕方ない」と語る主砲がチームの快進撃を支えている。

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