【侍ジャパン】大谷“定位置”で準備完了 無安打も心配なし 井端監督「きっちりスイングしている」

[ 2026年3月4日 05:30 ]

強化試合   侍ジャパン5―4阪神 ( 2026年3月3日    京セラD )

WBC強化試合<神・日>ナインを笑顔で迎える大谷(中)と鈴木(撮影・大森 寛明)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは3日、阪神との強化試合に5―4で勝ち最後の実戦調整を終えた。大谷翔平投手(31)は前夜の2番からドジャースで慣れた1番に戻って2打席凡退で交代。DH登録で打者専念の本番に備えた。大会は5日にC組の2試合で開幕。侍ジャパンは4日に東京に移動し、6日に台湾との初戦を迎える。

 前日のオリックス戦後。大谷は宿舎の食事会場にやって来た北山を「横に来い!」と呼び寄せた。既に食事は済ませていても、日本ハムの後輩にあたる北山が食べ終わるまで新セレブレーションの“緊急ミーティング”を開催した。

 北山が2日前に寝ずに考えた「お茶ポーズ」の“改定版”として「お茶たてポーズ」を披露。「お茶をたてるは、漢字で書くと点数の“点”。お茶をたてて、みんなで点数を取っていきましょう」と説明を受けた。「またお茶かよ!なんか後付けじゃない?」と笑いつつ、「まあ、でも面白いね。せっかく考えてくれたし、これいいね」とOKを出した。

 試合前の円陣。2日連続で中心に立って「お茶たてポーズ」を披露した北山を、大谷は肩をすくめてイタズラっぽく笑った。初回先制弾の鈴木がさっそく披露してベンチも呼応。再び世界一を目指す侍が全員で共有する新ポーズは完成した。

 最後の実戦調整ではドジャースで定位置の1番に戻った。初回は左腕・伊藤将の109キロのカーブを一ゴロ。3回1死二塁でも2番手右腕ラグズデールのカーブを打ち損じ二ゴロに倒れた。6回に代打・佐藤輝を送られて交代。2番で3打数無安打だった2日のオリックス戦と合わせ、合流後は2試合で計5打数無安打で終えても、井端監督は「きっちりスイングしているので、きっちり結果を出してくれるのではないかと思う」と心配なしを強調した。

 慣れた1番がやはり似合う。井端監督は大谷の打順を「2日間あるので考える」と語るにとどめた一方、1番起用が近藤に与えた好影響を実感した。2番に座ったことで中堅方向への意識を取り戻して5試合ぶりに安打。「近藤選手にとって、いい当たりをセンターに打ったのは良かった」と大谷―近藤の並びに手応えを得た。

 大谷は前日に続いてフリー打撃には参加せず、試合前練習では投手調整に終始。打者に専念する2度目のWBCは6日に初戦を迎える。どんなドラマが待っているのか。伝説の幕が再び開ける。(柳原 直之)

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