【7日開幕スポニチ大会】パナソニック・柿本 名門けん引151キロ右腕 休部前集大成の1年

[ 2026年3月3日 05:15 ]

都市対抗野球<王子・パナソニック>パナソニックの先発・柿本(撮影・五島 佑一郎)
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 球春到来を告げる「第80回JABA東京スポニチ大会」は、7日に開幕する。今秋ドラフト候補に挙がるパナソニック・柿本晟弥投手(23)は、今年最初の公式戦に臨む。

 名門の命運を託されるのは、パナソニック入社2年目を迎えた151キロ右腕・柿本だ。

 「スポニチ大会から集中して、その後の都市対抗、日本選手権につなげていきたい」

 順調な調整ぶりを証明したのは、今季初実戦となった薩摩おいどんリーグの明治安田戦だった。先発して5回を2安打無失点。オフに重点的に取り組んできた内角球とフォークを有効に使い、5三振を奪った。「昨年、たくさんの経験を積ませていただいたので、今年は先発で長いイニングを投げられるようにしたい」。新人だった昨季は、都市対抗近畿地区2次予選に彗星(すいせい)のごとく現れた。初戦の日本新薬戦で先発に抜てきされると、予選8試合のうち6試合に先発。YBSホールディングスとの第5代表決定戦では入社後初完投初完封で2大会ぶりの本大会出場をたぐり寄せた。

 昨年12月8日。パナソニックホールディングスはグループ1万人の人員削減などによる構造改革の一環として、伝統ある野球部の26年シーズン限りでの休部を発表した。集大成となる一年。柿本は言う。「2大大会で優勝する。そこで結果を残せれば、そっち(プロ)の世界も見えてくる」。チームの有終の美を飾り、憧れの世界へと羽ばたく。(森田 尚忠)

 ◇柿本 晟弥(かきもと・せいや)2002年(平14)5月9日生まれ、兵庫県出身の23歳。小2から「赤穂スポーツ少年団」で野球を始める。赤穂中では「龍野ボーイズ」に所属し、投手兼内野手。東洋大姫路(兵庫)では2年秋からエース。東洋大では1年秋からベンチ入りし、3年秋は東都1部で5試合に登板し、0勝1敗。1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

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