侍・井端監督 韓国を警戒「どんどん振ってくる」 金倒永が同点ソロ、スタメンにメジャー組4人

[ 2026年3月3日 04:50 ]

強化試合   韓国3―3阪神 ( 2026年3月2日    京セラD )

<阪神・韓国代表>初回、文保景の先制適時打で生還する金倒永(撮影・中辻 颯太)
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 韓国代表は京セラドームで阪神と強化試合を行い、3―3で引き分けた。24年に韓国リーグでトリプルスリーを達成した「1番・三塁」の金倒永(キム・ドヨン)内野手(22)が5回に左中間に同点ソロを放つなど2安打をマークした。メジャー組4選手もスタメンに名を連ねた打線は、9安打と好調。7日に激突する宿敵の戦いぶりに、視察した侍ジャパン・井端弘和監督(50)も警戒感を強めた。 

 引き分けに終わったが、順調な仕上がりだった。メジャー組が合流した韓国打線は、9安打を放って力を発揮。柳志炫(リュ・ジヒョン)監督も「打線も期待通り、打撃感覚が上がっていて、今回も良さが続いている感じを受けた」と手応えを口にした。

 目立ったのは「1番・三塁」で出場した金倒永だ。24年に韓国リーグで打率・347、38本塁打、40盗塁を記録し、史上最年少でトリプルスリーを達成した右の好打者。初回先頭で三塁内野安打を放って2点攻撃を演出すると、2―3の5回1死では早川から同点ソロを左中間に運んだ。「今日はいいプレーをしようと、そこだけに集中した」。韓国メディアからは痛めている左太腿裏について問われたが「体も問題なく試合を終えることができた」と充実感を漂わせた。

 侍キラーも要注意だ。昨年11月の日本との強化試合で2試合連続本塁打を放った6番の安賢民(アン・ヒョンミン)は初回に左翼線適時二塁打。さらに元中日・李鍾範(イ・ジョンボム)氏の息子で「韓国のイチロー」と呼ばれたジャイアンツ・李政厚(イ・ジョンフ)は、3番で才木から2安打をマークした。

 李政厚を含めオーダーにメジャーリーガーは4人。ドジャースで大谷、山本と同僚の金慧成(キム・ヘソン)、韓国出身の母を持つタイガースのジョーンズ、アストロズのウィットコムも名を連ねた。オリックス戦前にコーチ陣と共に視察した侍ジャパンの井端監督も「どのバッターもタイミングが合えば、どんどん振ってくる。甘い球は怖いなと印象を受けた」と警戒度を上げた。

 韓国は09年大会の決勝で日本と激闘を繰り広げ準優勝して以降は、3大会連続1次ラウンド敗退。ブレーブス・金河成(キム・ハソン)が右手負傷、守護神候補だったカージナルス・オブライエンも右脚の故障で出場辞退したが、決して侮れない相手だ。(青森 正宣)

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