広島 羽月隆太郎被告の契約を解除 指定薬物使用の疑いで逮捕・起訴「事実確認し極めて重大な事案」

[ 2026年2月25日 10:04 ]

羽月隆太郎
Photo By スポニチ

 広島は25日、「ゾンビタバコ」などと呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反で起訴されたプロ野球広島の選手羽月隆太郎被告(25)の契約を解除したと発表した。

 「広島東洋カープは、当球団所属の羽月隆太郎選手が逮捕・起訴される事態となった件を受け、事実確認し極めて重大な事案であると受け止め、昨日2月24日に羽月隆太郎選手との選手契約を解除いたしましたので、お知らせいたします」と報告。

 「日頃より温かいご声援をお寄せいただいているファンの皆さまには、信頼を大きく損なう事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます。また、スポンサーの皆さま、関係者の皆さま、ならびに広島東洋カープを応援していただいているすべての方に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 今後については「広島東洋カープといたしましては、本件を厳粛に受け止め、再発防止策の強化に取り組み、信頼回復に努めてまいります」と結んだ。

 広島県警によると昨年12月16日、110番通報を受けて警察官が向かった先に、通報者と羽月容疑者がいた。場所は広島県内で、任意同行して尿検査をすると、エトミデートの陽性反応が出た。県警は1月27日に医薬品医療機器法違反の疑いで容疑者を逮捕し、同29日に送検。30日にはチームの本拠マツダスタジアム(広島市南区)、大野屋内総合練習場(廿日市市)を家宅捜索していた。

 エトミデートは「ゾンビたばこ」や「笑気麻酔」と呼ばれ、若年層を中心に広がっている。過剰摂取で手足がけいれんしたり、意識を失ったりする場合があり、政府は取り締まりを強化する考えを示している。同容疑者は当初、容疑を否認していたが、2月6日にエトミデートの使用を認める供述を始めたという。広島地検は17日、同容疑者を起訴。起訴状では、昨年12月16日ごろエトミデート若干量を自宅で使ったとしている。

 羽月は神村学園から18年ドラフト7位で19年に広島入団。7年目の昨季は主に代走や守備固めとして74試合に出場して打率・295、4打点、自己最多の17盗塁の成績を残した。通算では277試合に出場して打率・243、1本塁打、34打点、51盗塁。

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月19日のニュース