【侍ジャパン】井端監督付マネジャー・北川氏 副業は“影” 指揮官の二歩後ろに寄り添う黒子

[ 2026年2月16日 05:00 ]

侍ジャパン宮崎事前合宿 ( 2026年2月15日    サンマリン宮崎 )

<侍ジャパン宮崎事前合宿>井端監督(左)と北川マネジャー(右)(撮影・沢田 明徳)
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 【侍の国宝】「芸道」ならぬ「野球道」を生きるスタッフが日本代表にいる。井端監督付のマネジャーを務める元横浜(現DeNA)内野手で球団職員の北川利之氏(47)。一歩先を予測しながら、指揮官の二歩後ろを寄り添って歩く姿は歌舞伎でいう「黒子」だ。

 「監督が何を求めているか考え野球に集中していただけるように心がけています」。スケジュール管理や移動・宿泊時のサポート、訪問者やチームとのパイプ役など業務は多岐。ベンチ裏で監督を支える重要な役割だ。

 02年ドラフト6巡目で横浜に入団。30歳の09年にプロ初本塁打を満塁弾で飾り、いまもセ・リーグの日本人最年長記録として残る。壁にぶつかりながらも努力で食らいつく姿に田代2軍監督から「マムシ」と命名された。現在は球団でスポンサー営業を務め、スキルアップのため球団が推奨する「副業制度」を利用し侍ジャパンに同行している。

 02年にキューバで開催された国際大会「インターコンチネンタルカップ」の日本代表で井端監督と知り合った。当時はプロアマ混成で井端監督は中日から、3学年下の北川氏は川崎製鉄水島から出場。プロ入り後も親交が続き「僕にできることがあれば」という熱い思いと実直な性格でマネジャーを任された。

 「勝利に向かって、何の不自由もないように取り組んでいただけるようフルサポートしたい」。侍を陰で支える世界でただ一人の存在は、まさに「侍の国宝」だ。(神田 佑)

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