フィリーズが通算250本塁打のカステラノスを解雇 「ダグアウトにビール」監督との確執を本人が告白

[ 2026年2月13日 07:35 ]

フィリーズのニック・カステラノス(AP)
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 スポーツ専門局「ESPN」電子版は12日(日本時間13日)、フィリーズがニック・カステラノス外野手(33)を解雇したと報じた。カステヤノスは5年総額1億ドル契約の最終年を迎えており、2000万ドル(約30億5000万円)が残っている。

 フィリーズはトレードを模索したものの成立せず、解雇に踏み切った。今後、他球団がカステラノスと契約した場合、契約先はリーグ最低年俸の負担のみで済み、残額はフィリーズが支払うことになる。

 解雇後、カステラノスは手書きのメモをSNSに投稿し、確執があったとされるロブ・トムソン監督との間で何が起きていたのかを明かした。昨季、マイアミでの試合で守備固めのため途中交代させられた後、トムソン監督が「不適切な発言」と表現した言動を理由に、翌試合でベンチスタートとなっていた。

 カステラノスは昨年9月の時点で、トムソン監督とのコミュニケーションについて「少なくとも私の経験では疑問の残るものだった」と語っている。12日(日本時間13日)、本人はSNSで、試合から外された直後にビールをダグアウトに持ち込み、チーム内の規則について監督に不満を述べたことが、ベンチに下げられるきっかけだったと説明した。実際に飲む前に、チームメートがビールを取り上げたという。

 「友人や家族が見ている接戦の試合で交代させられ、私はダグアウトに『プレジデンテ』のビールを持ち込んだ。そして監督のすぐ隣に座り、ある部分では緩すぎ、別の部分では厳しすぎる規則が、勝利につながらないと伝えた」と記している。

 その後、トムソン監督と編成本部長のデーブ・ドンブロウスキーとともにオフィスで話し合いが行われたという。「互いの違いを率直に話し合い、最終的には感情に流されてしまったことを謝罪して会話は終わった」と説明、その翌試合で懲罰としてベンチに下げられた。

 カステラノスは、昨季ナ・リーグ東地区を制したフィリーズで147試合に出場し、打率.250、17本塁打、72打点を記録。なお、昨年12月に1年1000万ドルで契約したアドリス・ガルシアが、今季は右翼でカステヤノスに代わる起用となる見込みだ。

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