日本新薬・浜田竜之祐が主将に就任 4年ぶりの都市対抗出場へ「打点を稼いで、打たないといけない」 

[ 2026年1月20日 08:00 ]

今季から日本新薬の主将に就任した浜田竜之祐
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 社会人野球の日本新薬・浜田竜之祐内野手(32)が今季から主将に就任した。入社11年目となる左打ちのスラッガー。23年から3年連続で都市対抗出場を逃しているチームを立て直すべく、意気込みを明かした。

 「3年間、都市対抗に出場できていない。ベテランとして、中心選手として、すごく責任を感じていました」

 揺るがぬ決意で大役を引き受けた。新チーム結成後から、松下和行監督が就任。新指揮官から「やってくれへんか」と打診されると、「やらせていただきます」と即答した。浜田は言葉に力を込める。

 「立て直すのであれば、自分がやるしかないと思っていました。もちろん、一番上を目指しますが、その中でどうすれば都市対抗予選を勝ち抜けるのかということを今まで以上に密に話しています」

 就任後は2つの改革を施した。1つは投手陣と野手陣のより緊密な連携。野球界では投手と野手での闊達な意見交換をはばかる風潮があるが、目に見えない壁を取っ払った。

 「勝つためには、どうしても言わなければいけないことが出てくると思う。そこをうやむやにしたまま負けると、相当に悔いが残る。みんな大人なので時に意見が食い違うこともあるかもしれませんが、勝つことでみんなが報われる。自分は嫌われてもいいと思っていますし、そこはブレないように」

 首脳陣とも相談の末、投手リーダーには左腕・木下隆也を指名。「競争して、お前が初戦を投げるつもりで取り組んでくれ」。投手と野手の垣根を越えて熱い言葉を投げかけたのも、浜田流改革の一環と言える。
 
 もう1点は、自主性を高める環境づくり。オフシーズンの期間、京都市内の本社で練習する際は選手各自でメニューを決められるようにした。松下監督らスタッフも、浜田からの申し出を了承。各自が課題に取り組む過程において、練習に打ち込む時間は従来よりも格段に増えたという。「目に見えて雰囲気が変わってきた。成果として出てきていると思います」とうなずいた。

 昨季はNTT西日本の補強選手として出場した都市対抗3試合で6安打を放つなど、公式戦で46打数19安打の打率・413をマーク。シーズンの首位打者賞を獲得する活躍を見せたが、「そういう賞を取りたいという欲は一切なくて、どうすればチームが勝てるかをずっと考えていた」と振り返った。今季も昨年同様にスイング力の強化と再現性を高めることに注力。投手陣もこの時期から打撃投手を務めるなど、投手、野手とも実戦感覚を養うための練習メニューも加わった。

 「1年間、中心にい続けるためには打点を稼いで、打たないといけない。危機感はありますが、1回、予選を勝ち抜けば、チームはグッと上がってくると思います」

 今季のチームスローガンは“As Usual”。公式戦でいつも通りの戦いをするためには、日々の練習から公式戦と同じ緊張感を持たなければならない。「常に本番のつもりで、練習に臨んでいます」。一歩一歩の積み重ねで、東京ドームへとたどり着く。

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