広島・坂倉将吾が広角打法で“ウマ”くなる 10年目の逆襲へ午年の誓い 高知市内で自主トレ

[ 2026年1月11日 05:05 ]

高知市内で自主トレを公開した坂倉
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 広島・坂倉将吾捕手(27)が10日、高知市の東部総合運動場で玉村昇悟投手(24)らとの合同自主トレを公開した。10年目となる今季のテーマには「広角打法」を掲げた。昨季の5本塁打はすべて右方向。「引っ張りだけじゃ限界がある。広角にいろんな打球を打ちたい」。巻き返しへ向けて打撃フォームを試行錯誤し、成績アップにつなげる算段だ。

坂倉は打撃面の意識を改める。引っ張り傾向からの脱却へ向けた改革にも着手。広角に打ち分けるスタイルでの巻き返しを期した。

 「引っ張りだけじゃ限界がある。広角に打てていた時は良かったのはデータにも出ている。もう一回、広角にというか、いろんなポイントで、いろんな打球が打てるようにやりたい」

 今年で4年連続となる高知での合同自主トレ。打撃練習では時折「センター中心」と声に出し、自らに言い聞かせるようにバットを振り込んだ。昨季は開幕直前に右手中指を骨折した影響もあり、出場104試合で打率・238、5本塁打、37打点。その成績の中で、明らかになったデータがあった。本塁打5本はすべて右方向で、82安打のうち56%の46安打が同方向だった。一方、打率・315を記録した21年は133安打で右方向への安打が57本。同方向が安打全体の43%だった。

 「(昨年)秋の(キャンプでの)感覚も良かったですし、オフに入ってもいろんな施設で練習しながら、何がいいのか、悪いのかを探りながらですけど、方向性は出てきている。それを高めていくだけ」

 広角打法は、昨年11月の秋季キャンプ中から意識してきた。今オフも取り組みを継続し、3月27日の開幕を照準に習熟度を上げている段階だ。

 「スイングを変えようとすると手が動くので、とにかく体全体を使って打つというイメージを持って今はやっている。低い打球で遊撃、二塁の頭上(を狙って)打っていければいいのかなと思う」

 昨年の自主トレではタイミングとスイング軌道をテーマに置いていたが、今年は体の使い方にフォーカス。「強く引っ張って打ちたいというよりは自分のスイングをした中で、どういうふうに安打、本塁打を増やしていけるか」と試行錯誤を続ける。

 「よく(チームの)中心でと言われますけど、まずは自分の成績に集中したい。しっかり成績を残して、みんながついてくるようにやりたい」

 午(うま)年の今年、節目の10年目を迎える。「とにかく野球がうまくなりたい」。向上心を胸に、真価を発揮していく。 (長谷川 凡記)

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