デュプランティエに立ちはだかる元相棒・坂本誠志郎「どうやって打ち崩すか」昨年は特殊な構えで操縦

[ 2026年1月10日 18:43 ]

阪神時代のデュプランティエ(右)と坂本
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 昨季は阪神でプレーし6勝をマークしたジョン・デュプランティエ投手(31)が今季からDeNAでプレーすることが決まった。一時ソフトバンク入りもささやかれていたが阪神にとっては同一リーグのライバル球団に難敵が加入。「デュープ」は虎キラーになり得るのか…カギを握るのは相棒を務めた坂本誠志郎捕手(32)と見ている。

 「僕の横にいる男のおかげ。配球の天才!」

 昨年6月19日のロッテ戦(甲子園)で来日完封を飾った助っ人右腕はともにお立ち台に上がった“相棒”を絶賛した。昨年の15先発のうち14度先発マスクでコンビを組んだのが坂本だった。常時150キロ超の直球に落差のあるカーブを駆使。他球団の打者を2人で手玉に取ってきた。

 来日1年目から絶大だった互いの信頼関係。それは、昨春の2月から静かに醸成されてきた。沖縄・宜野座での春季キャンプ中のブルペン。球威は言うことなしだが、直球が右打席側に抜けることを坂本は察知していた。

 そこで女房役は右膝を地面につけ左膝を立てる普段はやらない構えを試行。マウンドから見て右側に壁を作るようにして助っ人右腕の視覚に変化を与えると制球が安定した。シーズン中も随所で坂本はデュープ専用の構えを披露して快投をアシストしてきた。

 今季、デュプランティエは坂本ではない捕手と組んで阪神打線と対峙する。新たな力を引き出されて虎キラーに姿を変えるのか、すべてを知る坂本を擁する阪神が攻略するのか。昨年12月の契約更改の場で坂本は力強く“宣戦布告”している。

 「これまではどれだけバッターを抑えるかを一緒にやってきましたけど、これからはどうやって彼を打ち崩すかを考えて。ウチ(阪神戦)に来た時はお前の顔を見たくないと言われるくらいにしていきたいと思います」。

 球団史上初の連覇へ“デュープ撃ち”も1つのテーマになりそうだ。  (遠藤 礼)  

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