イチロー氏「自分に『優しいな』って感じた時は危ない」母校・愛工大名電で旅立つ3年生にエール

[ 2026年1月10日 12:13 ]

イチロー氏
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 日本選手として初めて米野球殿堂入りしたイチロー氏(52=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が、9日深夜放送のTBS「バース・デイ」(深夜1・23)に出演。母校・愛工大名電の3年生にエールを送った。

 イチロー氏は24年秋、18年ぶりに母校を訪れ、選手を指導。投手が投げると即座に映像で確認できるほか、1球ごとに回転数を把握できるなど、最先端の機器が整った施設を見て「データでがんじがらめにされて、感性が消えていくのが現代の野球」と危機感を感じ、選手たちに自分の頭で考え、行動する主体性の大事さを訴えてきた。

 約1年ぶりに母校を訪れたイチロー氏は「2年続けてくる意義は母校だからこそのものがある」と語り、選手たちの成長に目を細めた。

 愛工大名電は昨夏の愛知大会、準決勝で敗れ甲子園出場を逃した。3年生たちは進学や就職と新たな旅立ちを迎える。

 イチロー氏は「3年生、これから進学したり、就職したりする。倉野(光生)監督は厳しい方ですよね?それは凄く貴重なこと。今はね」と語りかけ「大学に行っても、きっと周りは優しいと思う。自分が気持ちよく大学の4年間を過ごそうと思えば、おそらく今は過ごせてしまう。そこで指導者、監督だったりコーチに『俺もっと上手くなりたい』『もっといろんなことを知りたい』って言って、ぶつかっていけばきっとそうしてくれる。自らそれを求めていく姿勢があったら、人とは全然、時間が経った時に大学なら4年後、野球でも全然レベルが違う人になれる」と自ら求めて、動く姿勢が大事と力説した。

 続けて「自分に『優しいな』『甘いな』って感じた時は危ないなって思った方がいい」とも説き「期待しています」と人としてさらなる成長を願った。

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