ぜいたく税ライン目前でも決断 バルデス流出濃厚、アストロズは今井達也獲得で「2~3番手」を確保

[ 2026年1月2日 08:58 ]

今井達也
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 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は1日(日本時間2日)、日本人の今井達也投手(27)を獲得したアストロズの投手事情について報じた。

 長年エースを務めてきた左腕フランバー・バルデスは現在フリーエージェント(FA)で、より高額な契約を求めて他球団へ移籍する可能性が高いとみられている。2025年に大ブレークしたハンター・ブラウンは185回1/3を投げ、防御率2.43を記録。2026年もチームのエースとしてローテーションの軸を担う見通しだ。

 一方で、ブラウン以外の先発陣には不安要素が多い。クリスチャン・ハビアーは通算538イニングで防御率3.66を残しているが、トミー・ジョン手術の影響により2024~25年は合計71回2/3の登板にとどまった。ランス・マクラーズも故障が続き、過去4年間の投球回数はわずか103回。2026年についても球団は慎重に登板数を管理する方針だ。

 新加入のマイク・バローズは2025年にパイレーツで23試合(先発19試合)に登板し、96回で防御率3.94と一定の結果を残したが、メジャーでの実績はまだ限られている。今井の加入により、アストロズは比較的手頃な条件で、耐久力のある先発2番手または3番手候補を確保した。

 奪三振率やゴロ率がメジャーの打者相手にどこまで通用するかは未知数だが、日本で見せてきた安定したパフォーマンスを再現できることを球団は期待している。データサイト「ファングラフス」によれば、この契約によってアストロズの想定年俸総額は約2億4200万ドルに達する。球団は2025年まで2年連続でぜいたく税を支払っており、3年連続での課税は避けたい意向だ。2026年のぜいたく税ラインは2億4400万ドルとされており、今後さらなる補強を行うには、年俸整理が必要になる可能性が高い。

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