村上宗隆、自身SNSでホワイトソックス移籍を報告「天国の衣笠会長」「つば九郎」に感謝

[ 2025年12月22日 03:40 ]

村上宗隆
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 ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)が22日、ホワイトソックスと契約合意したことを自らのSNSで公表した。球団も2年総額3400万ドル(約53億7200万円)で合意したと発表した。

 村上は球団発表後、自身のインスタグラムを更新。「報道にもありました通り、この度シカゴホワイトソックスと契約させていただく形となりました」と報告した。

 続けて「野球を始めた頃から僕に携わっていただき、指導していただいたたくさんの方々に感謝しています。僕の背中を押してくれた、球団関係者の皆様、最高のチームメート、監督、コーチ、感謝しています!そして何より天国にいる衣笠会長、ようやくスタートラインに立てました。この瞬間を会長と共有できないのは残念ですが、天国で『村上おめでとう。だけど、ここからだぞ頑張れ!』と声が聞こえます。死に物狂いで頑張ります」と大リーグ移籍を容認してくれた恩人に“約束”した。

 さらに「そしてどんな時でも出迎えてくれたつば九郎!今後とも見守っててね!天国で美味しいビールが飲めてると思います」とつづり「ここからまた新しい道が始まること、シカゴホワイトソックスで野球ができること、メジャーリーグという夢であった舞台で野球ができること、今はその現実にとてもワクワクしています!」と記した。

 今回、2年契約という短い契約となった背景として「MLB.com」は「代理人と村上の狙いは、2年間でメジャーへの適応と成長を期し、2027年オフに再びFA市場に出て、大型契約を狙う。過去の歴史から、日本人野手が1年目から日本時代と同等の結果を出すことは至難の業(わざ)。日本で一流だった先人とて、異国での順応には時間がかかった。いきなり過度なプレッシャーを背負うよりも、落ち着いて本来の力を発揮しやすい環境とチーム状況を熟考し、ホワイトソックスへの入団を決めた」と解説した。

 ホ軍は低迷のまっただ中だ。24年は大リーグワースト記録を更新する121敗、今季もリーグワーストの102敗を喫して2年連続地区最下位に沈んだ。チーム打率・232は両リーグ28位。選手層も薄く、一、三塁は固定できていない。今季打率・234、16本塁打、60打点の25歳のバルガスが一、三塁で併用され、チームトップの22本塁打で二塁がメインのソーサも一塁を守ることが多かった。井口資仁が1年目だった05年に3度目のワールドシリーズ(WS)制覇を果たして以降、20年WS進出なし。村上が再建の切り札となる。

 村上は今季、開幕直前に右脇腹を痛めた影響で前半戦を棒に振ったが、56試合の出場で22本塁打、打率・273、47打点をマークした。11月23日のファン感謝イベントで「11月7日にポスティング申請して、アメリカに挑戦することになりました」と報告。拍手に包まれる中で「これからいろんな困難があると思うけど、その壁に全力でぶつかって、当たって砕けろの気持ちで頑張っていきたい」と決意表明した。

 ▽シカゴ・ホワイトソックス ア・リーグ中地区所属でリーグ創設の1901年から加盟している伝統球団。1906年、17年、2005年にワールドシリーズ制覇。五大湖に面し風が強く「ウインディーシティー(風の街)」とも呼ばれるイリノイ州シカゴが本拠。1919年には八百長事件(ブラックソックス事件)で強打者の“シューレス”ジョー・ジャクソンら8選手が永久追放。その後は長く低迷期が続いた。日本選手は過去、高津臣吾、井口資仁、福留孝介が所属。本拠はギャランティード・レート・フィールド。

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