ドジャース・山本由伸 WBC出場へ前向き発言「またあの大会でプレーできれば一番いいな」

[ 2025年12月18日 01:30 ]

大賞を受賞したドジャース・山本(右)は内閣総理大臣杯を手に笑顔(左は麻生会長)(撮影・沢田 明徳)
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 「第55回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の授与式典が17日、都内ホテルで行われ、ドジャース山本由伸投手(27)が大賞を受賞した。ド軍のワールドシリーズ優勝報告会後初めてとなる公の場で、来年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に向け、前向きな意思を示した。既に出場を表明しているチームメートの大谷翔平投手(31)とともにWBC連覇に向かう。

 紺色のスーツ姿でさっそうと壇上に上がった。山本は日本スポーツ協会の麻生太郎会長から内閣総理大臣杯を授与されると、白い歯をこぼした。「本当に考えてもいなかったので、凄くうれしく思ったし驚いた気持ちが大きかった」と喜んだ。

 メジャー2年目の今季は12勝8敗、ナ・リーグ2位の防御率2・49。2連覇を達成したワールドシリーズは「中0日」で登板するなど3勝を挙げてMVPに輝いた。オリックス出身の選手では01年のイチロー(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)以来、24年ぶりの大賞。大谷も日本ハムとエンゼルス時代に1度ずつ受賞している名誉を手にした。

 既に心は決まっている。授賞式後にWBCの話題を振られると「まだ決まったことは全く何もない」と言葉を選びつつ、前を向いた。

 山本「前回大会も凄く良い大会になったし自分自身も選手として凄く喜びを感じた。またあの大会でプレーできれば一番いいなと思う」

 11月3日にロサンゼルスで行われたパレードと優勝報告会以来の公の場。当時は「しっかり休んで、また練習、頑張ります」とかわしており、WBC出場に前向きな意思を表明するのは初めてだった。

 ド軍のデーブ・ロバーツ監督がウインターミーティング中に「山本については26年を見据えた配慮も重要」と語ったように、最も懸念されるのは蓄積疲労だ。ただ、山本自身は心配していないようで「練習も始めているけど、順調にいけば(WBCで)プレーできると思う。この(25年)シーズンもたくさん投げたので、いつも通り調子がうまく上がっていくならプレーできると思う」と言い切った。

 初出場したオリックス時代の23年WBCは準決勝など2試合に登板し世界一に貢献。来年3月は東京ドーム開催の1次ラウンドと、米国開催の準々決勝以降の計2度、先発が見込まれる。「11月はゆっくり過ごせたし、また練習も無事、再開できて頑張っている」。侍ジャパンのエースとして、再び世界を驚かせる。(柳原 直之)

 ▽山本の23年WBC 1次ラウンドではオーストラリア戦で先発し、4回を1安打無失点と快投。メキシコとの準決勝は佐々木の後を受け5回から2番手で登板=写真。吉田の同点3ランで追いついた直後の8回に一時勝ち越し打を許し、3回1/3を2失点で降板した。

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