ソフトバンク・嶺井博希が連続「球王」襲名 勘定奉行クラウド杯球王決定戦2025

[ 2025年12月18日 20:17 ]

連覇で「球王」のタイトルを手にした嶺井(撮影・河野 光希)
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 将棋好きのプロ野球選手による「勘定奉行クラウド杯球王決定戦2025」(スポーツニッポン新聞社主催、勘定奉行クラウド特別協賛、エンスカイ協賛)が18日、都内で行われた。

 
 今年で6回目の開催で、球界の将棋王である「球王」を決める注目イベントだ。

 日本プロ野球選手会の協力のもと、前回の球王、ソフトバンク・嶺井博希捕手(34)、6年連続出場の巨人・丸佳浩外野手(36)、3度目出場の楽天・西口直人投手(29)、3年連続出場の西武・長谷川信哉外野手(23)が参加した。

 開始前のインタビューで、嶺井は「前回王者として、しっかり指したい」と笑顔。丸は「毎年、日本一と球王を目標にしている。ぜひ球王を獲りたい」と意気込んだ。西口は「久しぶりの出場なので、優勝したい」ときっぱり。長谷川は「前回(反則の)二歩をしてしまったので、しっかり勝てるように」と話して、対局に臨んだ。
 
 4人総当たりで行われ、第1試合は嶺井&西口の顔合わせ。先手の西口が積極的に攻め、前回王者を撃破した。「手汗がすごい。勝ち切れたので、このまま勢いよく全部勝つ」と笑顔だった。

 第2試合は嶺井と長谷川が対戦し、嶺井が勝利。「良い結果になった」とホッとした表情を浮かべた。第3試合は丸と長谷川が激突。互いに攻めたが、終盤に丸が押し切って勝利した。「苦しいなと思ったが、中盤、むりやり行った。なんとかなった」と安堵(ど)した。

 第4試合は、ともに白星発進した丸と西口の顔合わせ。実力者同士の対戦は、じりじりした展開となったが、丸が力で押し切った。「むりやり攻めて、駒損かなと思った。(2連勝したので)次は前球王に挑戦したい」と話した。

 第5試合は西口が長谷川と対戦。西口が逆転勝利し「久しぶりにドキドキしながら将棋を打ったのでうれしかった」と語った。

 そして、第6戦は嶺井が丸を下し、その結果、丸と嶺井と西口が2勝1敗で並ぶ展開となった。球王の座をめぐる“臨時の戦い”は、ジャンケンで嶺井がシードに。西口と丸は、シード嶺井との対局を懸け、早指し戦(15秒)を行うことになった。

 その対局は、西口が切れ味鋭い攻めを見せ、丸に“リベンジ”。「決勝」は、連覇を懸ける嶺井と初優勝を目指す西口の顔合わせとなった。
 
 見応えのある早指し対決は、嶺井が勝利。連覇を果たし「ミスだけはしないようにした。今回は相手にもミスはなかったので、自信を持って勝ったと言える」と振り返った。
 
 イベントには、野球ファンの伊藤匠2冠(叡王、王座、23)、室谷由紀女流三段(32)が出席し、解説などで盛り上げた。伊藤2冠は「最後、すさまじい勢いを感じた。おめでとうございます」と祝福した。

 対局の模様はスポーツライブ+で配信中。この後、球王と伊藤2冠が対局する。

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