ドジャース・由伸 WBC出る! 疲労蓄積も故障歴なし 球団は意思尊重 大谷、雄星、誠也らと共闘へ

[ 2025年12月13日 02:30 ]

山本由伸

 ドジャース山本由伸投手(27)が、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する見通しとなったことが12日、分かった。メジャー2年目の今季、ワールドシリーズで3勝を挙げてMVPに輝いた日本のエースが、既に出場を表明している大谷翔平投手(31)とともに世界一連覇を目指す。

 ドジャースが週明けまでに大リーグ機構に提出するとしていたWBC出場可否の要望書は、山本が「可」で佐々木を「不可」とすることが判明した。大谷に「世界でNo・1」と言わしめた山本が、2大会連続で出場する見通しとなった。

 大会参加へ、球団とのせめぎ合いが続いていた。メジャー2年目の今季は12勝8敗、ナ・リーグ2位の防御率2・49。2連覇を達成したワールドシリーズは「中0日」で3勝を挙げてMVPと、酷使は明らかだった。9日(日本時間10日)のウインターミーティングで井端監督と面会したド軍のアンドルー・フリードマン編成本部長は「まだ検討中だ」と、派遣に慎重姿勢を貫いていた。

 本人が出場を望む熱量は高く、球団は最終的に本人の意思を尊重。疲労はある一方で、佐々木と違い大きな故障歴はない。球団が強硬に出場辞退させる立場にはなく、後押しする形となった。今後、ド軍から「出場可」の要望書を受け取ったMLB傘下のWBC運営団体「WBCI」から、侍ジャパン側に正式な連絡が届く見込み。登板日程や球数に関しては球団と連携を取りながら協議していく。

 山本に加え、エンゼルス・菊池も出場に強い意欲を示していて、支障はないもよう。これまでトップチームの日本代表とは縁がなかったが、2月にキャンプ地を訪問した井端監督から出場要請を受け、期待に応えることを誓っていた。打撃陣では4番の筆頭候補のカブス・鈴木も出場に意気込みを示しており、メジャー移籍を目指すヤクルト・村上、巨人・岡本も、一、三塁で起用する最強布陣が構想されている。

 連覇を目指す日本代表の編成は、米国でも注目度が高い。敏腕記者で知られるUSAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール氏は「山本由伸がWBCで日本代表として出場することを確認した」とSNSで発信した。山本はオリックスに所属した23年の前回大会で初出場し準決勝など2試合に登板し優勝に貢献。来年3月は東京ドーム開催の1次ラウンドと、米国開催の準々決勝以降の計2度、先発が見込まれる。侍ジャパンのエースとして再び世界を驚かせる。

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