「なぜ放出?」マリナーズファンほぼ全員が失望 ドラ1の有望株捕手フォードを防御率4.48左腕と交換

[ 2025年12月8日 08:06 ]

マリナーズからナショナルズにトレード移籍したハリー・フォード(AP)
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 スポーツ専門局「ESPN」電子版は7日(日本時間8日)、マリナーズファンが若手捕手ハリー・フォード(22)をナショナルズへと放出した今回のトレードを「ほぼ全員が嫌っている」と報じた。

 フォードは2021年ドラフト1巡目(全体12位)指名で入団し、毎年1レベルずつ順調に昇格。2025年は3Aで打率.283、出塁率.408、長打率.460を記録し、プロスペクトとしても常にトップ100に名を連ねてきた。60本塁打を放った主砲カル・ローリーが不動の正捕手ではあるが、26年は控え捕手とDHの一部を担うと予想されていた。

 交換相手となったのは、今季72試合の登板で防御率4.48だった左腕のリリーフ投手、ホセ・フェレール(25)だった。数字的には物足りなく映るが、この防御率はフェレールの潜在能力を正確には反映していない。98マイルのシンカーを全投球の70%で投じ、メジャーで最高水準のゴロ率(99パーセンタイル)を誇る。また76回1/3で与四球16と制球も安定しており、左打者には打率.186、OPS.521と圧倒的な成績を残した。

 マリナーズはゲイブ・スピアー以外に信頼できる左腕がブルペンにおらず、シーズン終盤にナショナルズのクローザーを務めたフェレールは重要な場面で起用できる存在とみられる。それでも多くのマリナーズファンは失望を隠せない。フォードはマイナー通算出塁率.405で2024年には34盗塁を記録するなど、将来性豊かな若手野手であったため、その放出が衝撃をもって受け止められている。

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