広島・中村奨成が昇給率球団トップ275%増 年俸3000万円で更改 来季は自身初の全試合出場を誓う

[ 2025年12月6日 05:45 ]

契約を更改し会見に臨んだ広島・中村奨
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 広島・中村奨成外野手(26)が5日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から2200万円アップの3000万円でサインした(金額は推定)。今季は自己最多104試合に出場。高卒8年目での飛躍を遂げたが来季は自身初の全試合出場を目標に掲げ、「チームを引っ張っていけるように頑張りたい」とチームの顔となることを誓った。

 契約更改交渉を終えた中村奨は、満面の笑みを浮かべて会見場に現れた。昇給率では今オフ、チームトップとなる275%の大幅アップでサインし、決意を新たにした。

 「正直、ここまで上がると思っていなかったので、びっくりしている。来年はこれにふさわしい活躍をしなければいけない。来年は143試合出て、チームの優勝、日本一に貢献できるように。結果を出して、チームを引っ張っていけるように頑張りたい」

 高卒8年目の今季は7月に右肩のけがで一時離脱もありながら、自身最多の104試合に出場して、打率.282、9本塁打、33打点の成績を残した。10月7日には右足首の遊離体を摘出する手術を受けたが、術後の経過は良好。現在は、来年2月1日の春季キャンプに照準を合わせてリハビリに努めており、レベルアップへ余念がない。

 「(バットを)振り込んで体に落とし込んでいく。あとは足の方もあるので、しっかり走れるようにして、今年以上の成績を残せるようにしないといけない。同じことをしても、今年か今年以下の成績になるので、またいいものを見つけてレベルアップできるようにしたい」

 今オフは昨年に続き、広島県福山市で単独自主トレを行う予定だ。今季は福地2軍ヘッド兼打撃・走塁コーチ(来季から1軍打撃チーフコーチ)の助言を参考に、打撃フォームをオープンスタンスに変更。バットを肩に担ぎ、寝かせた状態から打ちにいくことで、課題だった速球への対応力が向上したが、飽くなき向上心が尽きることはない。さらなる進化を期して、試行錯誤を続けている。

 前日には今春に年上の一般女性と結婚していたことが発表され、この日は左手の薬指に指輪を着けて会見に登場した。「どんな結果で帰っても、笑顔で温かいごはんを作って待ってくれていたので、本当に妻には感謝している。(増額分は)家族のために(使いたい)」。大幅昇給にも一層、気を引き締めた中村奨。地に足を着け、来季は正真正銘の中心選手を目指す。 (長谷川 凡記)

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