恩師・中西清起氏が藤浪晋太郎再生の“秘策”を提案「スライダーに頼りすぎてると思うな」

[ 2025年12月4日 18:02 ]

中西清起氏
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 元阪神投手コーチの中西清起氏(63)が2日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。新人時代から3年間指導した現DeNA藤浪晋太郎投手(31)を再生させる“秘策”を提案した。

 中西氏は高知商時代にエースとして3年春のセンバツで優勝。「ドカベン」など数々の人気野球漫画を世に出した水島新司さん(2022年死去、享年82)が当時連載していた漫画「球道くん」の主人公「中西球道」と名字が同じことなどから「球道くん」として人気を博した。

 社会人野球のリッカーでは在籍3年間で公式戦38勝を挙げ、1983年ドラフト1位で阪神入り。プロ2年目の1985年に最優秀救援投手のタイトルを獲得するなどチームの21年ぶり優勝、日本一に貢献。セ・リーグ優勝が決定したヤクルト戦(神宮)では胴上げ投手となっている。

 現役引退後は2004年に阪神の1軍投手コーチに就任し、2015年まで1、2軍の投手コーチを12年間務めた。

 2012年ドラフト1位で阪神入りした藤浪については新人時代の2013年から3年間指導。その間、藤浪は13年10勝、14年11勝、15年14勝と3年間で計35勝をマークした。

 だが、中西コーチが退任した翌16年から7勝、3勝、5勝、0勝、1勝、3勝、3勝と2022年まで7年連続で1桁勝利もしくは勝利なしという成績にとどまった。

 2023年から海を渡ってアスレチックスなどでプレー。今年7月にDeNA入りして3年ぶりの日本球界復帰を果たしたが、4度の先発を含む6試合に登板して1勝となっている。

 来季も引き続きDeNAでプレーする藤浪。長い苦闘が続くかつての愛弟子について聞かれた中西氏は「僕は3年間一緒にやってるんです。1年目が10勝、2年目11勝、3年目14勝で」とスラスラと藤浪の成績を口にし、「僕はそのあと退団したんで。これは来年、最多勝もいけるだろうな、16勝ぐらいは勝つだろうなと思って見守ってたんですけど…。そこから落ちてもうて」と表情を曇らせた。

 「いろいろと、これでもない、あれでもないって感じで結構考える子なんで。ちょっといろんなことをやり過ぎのかなっていう感じで」と藤浪がスランプに陥っていく流れを想像。「スライダーに頼りすぎてると思うな」と続けた。

 「(スライダーを多投すると)どんどんどんどん(体が)横回転になっていくんで。もうちょっとフォークボールを投げて(体を)縦に、縦に振るようになってこないと。160キロ近く投げれるんでしたかね、能力的には」と“魔改造”で知られる巨人の久保コーチが菅野や田中将に指導したのと同じく、体を横回転から縦回転にして投げるようにしてみては?と提案していた。

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