ソフトバンク・柳田悠岐 再来年以降も現役続行に意欲 来季7年契約最終年「カムバック賞獲りたい」

[ 2025年11月30日 06:00 ]

契約を更改し会見する柳田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が29日、みずほペイペイドームで契約更改交渉を行い、1億円減の年俸3億7000万円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。今季は右脚負傷で長期離脱したが、復帰後は勝負強い打撃で日本一に貢献。来季が7年契約の最終年になるが、その先の現役続行の意欲を表明した。また、楽天入りが決まった同学年の前田健太投手との対戦を楽しみにし、目標のタイトルにカムバック賞を挙げるギータ節も披露した。

 柳田には欲が出ていた。来季が7年契約の最終年。3年連続となるダウン提示を「はい、イメージ通りに下がりました。ケガをしたので残念」と受け止め、見据えたのはその先だ。「体が動く限りはまだまだ。来年活躍して、その先の契約をもらえる成績を出したい」と2027年シーズン以降の現役続行に意欲を示した。

 今季は4月11日のロッテ戦で右膝付近に自打球を当て「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」で約5カ月離脱した。出場は20試合。だが、シーズン終盤に復帰すると、ポストシーズンでは勝負強い打撃を発揮した。全11試合で安打をマークし、打率・378、2本塁打、5打点でCS突破、5年ぶりの日本一に貢献。まだまだ力は衰えていない。

 プロ16年目を迎える来季へ向けて「カムバック賞、獲りたいです」とらしさ全開で話した。MVP、首位打者、最多安打、最高出塁率と主要な打撃タイトルを獲得してきた主砲が、連盟特別表彰を目標に挙げたのは完全復活にかける強い思いがある。小久保監督も巨人で現役だった04年に受賞し、今季は同学年の大野(中日)が表彰され「雄大が獲って刺激になった」と話した。

 「黄金世代」と呼ばれる同じ1988年度生まれの選手には特別な思いがある。このオフには前田健太が広島からのメジャー挑戦を経て、同一リーグの楽天入り。対戦に胸を高ぶらせている。過去の公式戦での勝負は1試合だけ。13年6月1日の交流戦で3ランを放ったのは「うれしかった」と今でもよく覚えている。「仙台で食事に行こうと言われたけど、ゲームになったら打つしかないんで」と腕ぶした。

 7年の大型契約を結んだ当時は満了とともにユニホームを脱ぐことを示唆していたが、現役を続ける思いが強くなっている。来年の自主トレは後輩の笹川、清宮(日本ハム)、安田(ロッテ)らと大分県内で行う。「立場はレギュラーではない。状態を万全にして“俺を使え”と思いながらプレーできれば」。柳田ならまだまだ進化し、真価を発揮できる。 (井上 満夫)

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