西武 DeNAからFA・桑原と契約合意を電撃発表 広池球団本部長「日本一を一緒に達成したい」

[ 2025年11月26日 05:30 ]

桑原将志
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 西武は25日、DeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使した桑原将志外野手(32)と契約合意したと電撃的に発表した。昨年の日本シリーズでは5試合連続打点の新記録を樹立してMVPに選ばれ、日本一に貢献した「ガッツマン」の加入。打線強化を急務とする中、7年ぶりリーグ優勝と18年ぶり日本一へ積極補強に動いている。

 西武は桑原と13日の交渉解禁後に一度接触し、以降も水面下で連絡を取り合ってきた。前夜に入団意思の連絡を受けた広池浩司球団本部長は「うれしかった。ガッツあるプレー、勝利に対する執念を表現してくれる。桑原選手の力が必要。ライオンズでも日本一を一緒に達成したい」と声を弾ませた。

 DeNAが宣言残留を認める中、複数年契約がベースとみられる西武側の熱意が届いた。桑原が日本代表でセンターラインを組んだ同世代の源田と親交があることも、決め手になったとみられる。
 3年連続Bクラスの今季はリーグワーストの打率・232、410得点に終わり打線強化は急務。今季106試合で打率・284、6本塁打、27打点の桑原は打力はもちろん、17、23年にゴールデングラブ賞に輝いた球際に強い守備も魅力だ。

 中堅のポジションでは26歳の西川が台頭。交渉の席で桑原は両翼でも出場する姿勢を示したというが、中堅には強いこだわりがある。同本部長は近年の低迷を踏まえ「競争がキーワード。アプローチを変えた」と積極補強の理由を明かした。西武では16年2月の木村昇吾以来、4人目のFA補強。今季年俸1億2000万円の桑原は補償が必要なBランクとみられるが、獲得へ踏み切った。日本ハムからFAの石井とも交渉を継続中で、リーグ制覇へ本気だ。(神田 佑)

 ◇桑原 将志(くわはら・まさゆき)1993年(平5)7月21日生まれ、大阪府出身の32歳。福知山成美から11年ドラフト4位でDeNA入り。17、23年にゴールデングラブ賞獲得。24年日本シリーズでVに貢献しMVPに輝いた。通算成績は1239試合、打率.267、74本塁打、322打点、99盗塁。1メートル74、80キロ、右投げ右打ち。

 《野手中心に補強》西武は投手陣の中核だった高橋と今井がポスティングシステムでメジャー移籍を目指す中、今オフの補強を野手中心で進めている。台湾代表の4番だった左の長距離砲、林安可(リン・アンコー)を総額400万ドル(約6億2400万円)の大型契約で獲得。日本ハムからFA宣言した内野手の石井とも交渉を進めている。ドラフトでも1位で捕手の小島(明大)、3位で外野手の秋山(中京大)を即戦力候補として指名した。

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