ワイルドに変身の阪神・佐藤輝明 ファンの大声援に感無量「もう最高っすね」26年も2冠の今季に続く!

[ 2025年11月23日 05:15 ]

沿道のファンに手を振る阪神の佐藤輝(撮影・中辻 颯太)
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 プロ野球セ・リーグを2年ぶりに制覇した阪神の優勝記念パレードが22日、大阪市のメインストリート「御堂筋」で開催された。ナインが3台のバスに分乗し、秋晴れの下、南へ約1.7キロのコースを行進。約20万人が詰めかけた沿道のファンから「おめでとう」、「ありがとう」などの声が飛び、喜びを分かち合った。本塁打と打点の2冠に輝いた佐藤輝明内野手(26)は、球団初のリーグ連覇へ決意を新たにした。

 格別な30分間だった。2年ぶりの優勝記念パレードに参加した佐藤輝。日本一こそ逃しても、死力を尽くしたシーズン143試合が色あせることはない。あごと口にヒゲを蓄えたワイルドな風貌でオープンバスの2号車に乗り込み、感謝の笑顔を振りまいた。悲鳴にも似た歓声が、4番の鼓膜を震わせた。

 「凄くたくさんの人に集まっていただいて、グッズも掲げていただいた。いつも応援してくださっている皆さんの声っていうのはいつも変わらず、やっぱり凄いなと思います。凄くうれしい」

 万感。感激。感無量。どの言葉でも言い表すことができない特別な感情が胸に去来した。特に今年は本塁打と打点の2冠王に輝き、守備の栄誉であるゴールデングラブ賞も初受賞した。無冠だった23年とは一味違う達成感もある。「もう最高っすね」。自身の名がプリントされたカラフルなタオルやフラッグを掲げて声をからす老若男女へ、力の限り両手を振り続けた。沿道を埋めた20万人の虎党と歓喜を分かち合い、英気を養った主砲は、早くも来季へと視線を向けた。

 「連覇、日本一というのは、来年の一番の目標になってくると思う。みんなで頑張りたい。(自分のグッズを掲げる人が)増えている気もしたし、凄くもっと、増えてくれたらいいなと思います」

 球団創設91年目に思い描くのは、球団初の連覇しかない。同じ意気込みで夢へと挑んだ24年は、巨人との接戦の末に散った。振り返れば、その悔しさこそが今季の覇権奪還の原動力となっている。「40本塁打&100打点」を刻み、次々と歴史の扉をこじ開けた背番号8。26年シーズンも己の快音で藤川監督を胴上げへと導く。そして1年後、V2のパレードは「佐藤輝明」一色に染める。(八木 勇磨)

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