【侍ジャパン】WBCルールに収穫と課題 ピッチクロック、けん制、ストライクゾーン、拡大ベース

[ 2025年11月17日 07:00 ]

<韓国・日本>守備位置の交代を告げる井端監督(撮影・尾崎 有希)
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 MLB公式戦と同ルールで開催される来年3月のWBC対策には収穫と課題があった。井端監督は「収穫は、ある程度ルールに適応できた。課題は3月までにしっかり準備したい」と総括した。

 (1)ピッチクロック 韓国戦2試合で時間制限違反は、投打で平良の一度だけ。投手はサインに2度首を振ると、時間いっぱいになることが分かった。打者は打席で一度だけタイムを要求できる。初実戦だった10日の広島戦では小走りなど慌ただしく打席に入り打ち急ぐ場面もあったが、韓国戦では森下や中村悠らが有効活用した。ピッチコムはスムーズに運用。観衆4万人を超えた韓国戦では音量を調整しながら試した。

 (2)けん制数の制限 3回1死一、三塁で金丸が一塁けん制の後に、重盗を決められて失点。1打席2回までの制限で、3度目はアウトにしなければボークになる。合宿中に井端監督は「2回すると3回目がない(ので機動力を発揮される)」と課題を挙げていた。2試合で計4盗塁を許し、吉見投手コーチは「けん制だけでなく間合いも大切になる」と見据えた。

 (3)ストライクゾーン 今強化試合は、本番を見据えてMLBから審判員を招いた。高めのコースがボール判定されるケースが散見され、日本代表は前日の3四球から7つに増加して失点に絡んだ。井端監督は「昨日よりストライクゾーンが狭く、高めの球によく手を出して相手の術中にはまってしまった。MLB審判の判定に適応していかないといけない」と見据えた。

 (4)拡大ベース 1辺約7・6センチ大きいベースに違和感を感じる声はなかった。ただ、NPBのベースより厚みがないため井端監督は「スライディング抜けが怖い」と二、三塁に滑り込んだ後に通り越してしまうことを注意点に挙げていたが、問題なく対応した。

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