ヤマハ 9年ぶり2度目日本選手権V! エース・佐藤廉が全5試合登板、完投締め

[ 2025年11月13日 05:15 ]

第50回社会人野球日本選手権大会最終日・決勝   ヤマハ2―1日本生命 ( 2025年11月12日    京セラD )

<日本生命・ヤマハ>優勝を飾り、歓喜の佐藤廉(中央)らヤマハの選手たち(撮影・北條 貴史)
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 ヤマハが決勝で日本生命を2―1で下して16年以来9年ぶり2度目の優勝を果たした。先発した左腕・佐藤廉投手(26)が1失点完投勝利。初戦から決勝まで7日間の過密日程の中で全5試合に登板するフル回転を見せ、最高殊勲選手賞に選ばれた。

 2―1の9回1死二、三塁。一打逆転サヨナラ負けのピンチを招くと、佐藤廉は1段階ギアを上げた。「ここは三振を取らなきゃいけない」。スライダーで9番・三島から空振り三振を奪うと、1番・中津もスライダーで2者連続の空振り三振。チームを2度目の頂点に導いた。

 正真正銘のフル回転だった。今大会は3度の先発を含め、全5試合に登板。しかも初戦から7日間という超過密日程だったが、左腕には確固たる調整法があった。2年前からウエートトレーニングをやめ、体幹強化や股関節周りのエクササイズに時間を割くようになった。「今日も、体の状態はむしろ良かった」。11安打を浴びながらも投げ抜いた。

 申原直樹監督は「こんなに幸せなことはない。最後は佐藤廉が締めてくれると信じて祈っていた」と称えた。佐藤廉は「東京ドームでも優勝できるよう頑張ります」と来年の都市対抗制覇を誓った。修徳(東京)では控え投手だった遅咲きの26歳。最高殊勲選手賞にふさわしい、全361球だった。(森田 尚忠)

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