楽天・辰己 国内FAとポスティング同時利用で日米全球団と交渉可 認められ移籍なら初のケースに

[ 2025年11月12日 05:30 ]

楽天・辰己
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 【解説】国内FA権を行使した楽天・辰己が、同時にポスティングシステムを利用して国内外で移籍先を探すことは制度上は可能だ。

 国内FAとは、明確に表現すればFA(フリーエージェント)というより「国内NPB球団限定で移籍先を探せる“保留選手”」のことであり、保留権はあくまで楽天にある。そのため、かねてメジャー挑戦を視野に入れる辰己が希望し、保留権を持つ楽天が認めた場合はMLB30球団とも交渉が可能。国内外計41球団と移籍の選択肢が広がることになる。

 過去にメジャー挑戦を視野に入れ、国内FA権を行使した上でポスティングシステムの同時利用を希望した例としては、14年オフのオリックス・金子がいる。金子はまず国内FA権を行使。その後に「全ての可能性を考えたい」として同システムの利用を要望していたが、最終的に球団との調整がつかなかったことなどから自ら断念。オリックスに4年契約で残留した。

 これまで国内FAと同システムを同時利用して移籍した例はなく、辰己が同システムを認められ移籍すれば初のケースとなる。(専門委員・秋村 誠人)

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